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「プログラミングが広げる子どもの未来―文理の枠を超える“論理力”とは」
みなさん、こんにちは。小学生向けオンラインプログラミングスクール「ミライ・Code」です。前回のブログでは「算数・数学を学ぶことで“抽象化して考える力”を身につけられる」というお話をしましたね。
しかし日本の私立大学の文系学部の多くでは、入試の受験科目として数学を必要としていないケースも珍しくありません。そのため、「数学は受験に不要」「数学は苦手」といった理由で、早い段階から数学を学ぶことをやめてしまう高校生も多いようです。
ところが、大学を卒業して社会に出ると、仕事においては文系・理系という明確な区別がなく、たとえ直接“数学”を使わない仕事であっても、論理的に物事を捉えて整理する力は毎日のように求められます。データ分析や計画の立て方、プレゼンテーションの組み立てなど、さまざまな場面で「抽象化や論理的思考」が大切なカギとなるのです。この傾向は、これからのAIやデジタル技術が発展する社会の中でますます強まっていくと予想されます。
だからこそ、子どもたちの将来を考える上で、「数学を使う・使わない」「文系・理系」という枠を超えた“論理的思考力”を育てることがとても大切になってきます。もちろん、論理的思考を育むには算数・数学の学びが基本として役立ちますが、近年では小学校からプログラミング教育も導入され、プログラミングを通じて同じように論理的思考の基礎を培うことができるようになりました。
論理的思考はどのように役立つのか
論理的思考とは、物事を順序立てて筋道を立てて考える力のことです。たとえば何か課題があったときに、
ゴールを明確化する
課題を細分化・整理する
選択肢を検討し、最適解を導き出す
実行して結果を検証する
この一連のプロセスはどんな分野でも必要になります。
プログラミング教育と論理的思考
プログラミングはまさに、「どんな手順で作業すればゴールが実現できるか」を考え、コードとして組み立てていく作業の連続です。行き詰まったらエラーを見つけ、原因を取り除き、修正して再実行する。そうした“試行錯誤”と“検証”の繰り返しが、子どもたちの論理的思考を自然と鍛えてくれます。
また、算数・数学が得意でないお子さんでも、プログラミングを通じて楽しく論理的思考に触れられるケースは多々あります。「自分で作ったプログラムが思い通りに動いた!」という達成感が得られるのは、公式を解く数学とはまた違ったモチベーションの源になるかもしれません。
文系でも理系でも必要とされる時代へ
将来、文系の学部に進学を選ぶお子さんもいるかもしれません。しかし、文系と理系の境界線があいまいになってきている今の時代、大学卒業後はどのような分野でも論理的思考を武器として活躍できる可能性が広がっています。
逆に言えば、“論理的思考を身につけているかどうか”が、大人になってからの選択肢の幅を大きく変えるのです。
早い段階からの準備が大切
・「数学が苦手だから放置している」
・「受験に関係ないから学ばなくていい」
こうした言葉は、高校生だけでなく小学生の段階からも聞こえてくることがあります。ですが、早い段階から論理的思考を育む環境を整えてあげることで、その先の中学・高校、ひいては社会人になってからも役立つ“強み”を持つことができます。
「ミライ・Code」では、プログラミング的思考を育むためのオンラインレッスンを行っています。プログラミングを通じて、“抽象化”や“論理的に組み立てる力”を身につけるだけでなく、自分でやりたいことを作り上げる喜びを味わうことができます。算数や数学の習い事と組み合わせることで、さらに効果は大きくなるでしょう。
まとめ
大学の文系学部では数学を受験科目としていないケースが多く、「数学は不要かも…」と感じることもあるかもしれません。しかし、社会に出ると、どのような仕事でも論理的思考は必要とされる時代。お子さまの将来の可能性を広げるためにも、文系・理系の枠にとらわれることなく、「論理的に物事を考える力」を今のうちから育んでいくことが大切です。
今後も、具体的にプログラミング的思考を育むアプローチや、「勉強=辛いもの」というイメージから脱却する方法などをお話ししていきたいと思います。どうぞお楽しみに!
最後までお読みいただきありがとうございました。
「ミライ・Code」では、お子さまに合わせたカリキュラムで、プログラミングを楽しく学べる環境をご用意しています。ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。