周りのせいにしちゃえ
皆さんは他者が言っていることが理解できない時、自分のせいにするだろうか。それともその人が変なこといってるだけで自分の問題ではないと思うだろうか。
例えばなんだろう。
《日本はもう終わり》
とか
《インスタント食品は有害》
《社会人になると本が読めなくなる》
《あの新聞社はデマを流す》
《コロナはただの風邪》
みたいな。
共感できなかったり、面白くなかったり、何を言ってるのかよく分からなかったりする。
共感している人もいるし、面白がってる人もいる。
なら理解できない、楽しめない自分が悪いのだろうか。
一応、反対意見というか、共感できない理由はあるとしても…。
嫌いな食べ物があったとして、僕らは自分が悪いとは思わない。でも食べ物が悪いとも思わない。相性の問題だと思う。
…でもどうなんだろう。自分以外の皆が好き好き言って食べてたら、自分が間違ってると思うのかな。
僕は鬼滅の刃が面白いとは思えない人間なのだけど、周りはみんな高評価してる。
こういう場合、自分の感性が悪いのではないかと思ってしまう。なぜなら少数派だから。
自分の中で少数派=間違いの結論になってる。それが事実なのかは分からない。
ワクチンとかも「毒だから打たない方がいい」と言う人間が周りに多いなら、打ちたがる自分は間違ってると思い、打たないと思う。
食べ物でラーメンが嫌いであることが少数派であると気付いた時、ラーメン嫌いは間違ってると思う。僕はトコロテンが生理的に受け付けない。皆食べれることを知ったら、自分が間違ってると思う。
僕の家族に嫌いな人はいなかったので、トコロテンが嫌いなのはおかしいのかな?と思いつつある。
でも結局好みだから、合ってる間違ってるなんて幻想なのでは?
ラーメンが嫌いだろうが、ゴキブリが好きだろうが、結局好みだから。
それが食べ物から創作物といった思想的なものになると、途端に正解不正解を白黒つけだす。
自分の感性を信じる
自分が面白くないと思ったら、もうその対象には触れない。無理して触れても得るものはないと思う。人の数だけ事実があると思おう。トコロテンが嫌いというのは、自分にとってはそれが事実。だからといってトコロテンが好きな人が間違いではない。噛み合わないし矛盾しているけど、人間は皆違うから両立すると思う。