住宅街のキラキラな異空間 アクセサリーミュージアム
2024年2月某日
所蔵品から私立美術館のこれからを考える
館長!これどうするんですか!?
アクセサリーミュージアム
ひょんなことからその存在を知ったアクセサリーミュージアム。
初めて訪れたときにはあまり予備知識を持たずに行ったので、なんというか結構びっくりした。
所蔵品の質と数と世界感に。
アクセサリーミュージアムはコスチュームジュエリーのメーカーベンダーであった田中美晴・元子夫妻のコレクションを基に設立された私立美術館です(サイトより抜粋)
ファッション関係を中心に、1960年代後半から買い付けてきたコレクションをたくさんお持ちなのだそう。
その中には「館長!これどうするんですか!?」っていうモノも多々あるようで。
常設展のクオリティは体験済みなので、むしろ気になる「どうするんですか!?案件」にそそられて、2回めの訪問となったのだった。
2階 企画展「館長!これどうするんですか!?」
RoomA
田中夫妻が学芸員を驚かせようと黙っていたらしい。サイズを間違えて購入したことを。
茶目っ気あふれるエピソード
※ちなみに、田中美晴氏が社長で、田中元子氏が館長
RoomB
と言いつつ…ここまでじゃあないけど、うちもちょっと似たようなモノがあるような…集めて並べたらこんな感じになるかも…と思ったのも事実。
どうする?私。
人形ってなんか魂入ってそう、と思わせる雰囲気がある
ガラスの花瓶に電球をいれるのはいいアイデア
王冠セット、どうするん…ってまあキラキラしてて素敵だけども
ガウ(ガオ) 携帯用仏具。装飾に気合いが入ってる
水晶製金剛杵 空海がよく持ってる密教の道具。でも水晶を掘り出してターコイズをはめてるのがすごい。初めて見た
1階 常設展
・ヴィクトリアン
イングランドのヴィクトリア女王統治の時代。
産業革命で経済や文化がめちゃめちゃ発展。
・アールヌーボー
自然にインスパイアされた、曲線が特徴的なアール・ヌーボー。
日本美術の影響も大きい。
・アールデコ
装飾美術を意味するアール・デコ。
古今東西の文化を採り入れつつ、直線的だったり幾何学的だったり。
さまざまなジャンルに波及していった。
・オートクチュール
・プレタポルテ
・アバンギャルド
RoomC 企画展「館長!これどうするんですか!?」
社長と館長の趣味が炸裂!?した小部屋が最後に待ち構えていたのだった。
個人的な話をすると、以前は指やら手首やらにジャラジャラつけてたクチだった。
が、いつのまにかだんだんそぎ落としていき、アクセサリーを身につけることが減っていった。なぜだろう。
でも観るのは好き。
はあ~素敵~って素直に思う。
人はキラキラしたものにクラクラくるものなのかしらね。
「どうするんですか!?案件」も興味深く観た。
買い付けた(つい買っちゃった)ときのエピソードを聞いてみたい。
動画で発信したらおもしろいんじゃあないかな~
きっとまだまだ眠ってる品があるんだろうな~と妄想。
日の目を見ることがあるのだろうか?
来年2025年に開館15周年を迎えるとのこと。
素敵なアクセサリーとおもしろコレクションの両方に期待しちゃう!
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