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アルゼンチンの野球事情

〜そもそものアルゼンチン野球について編〜


今回はサッカーの国で野球が行われているのか?!ということについて歴史と共にご紹介していきます。

アルゼンチンでは野球が行われている!


男子チームの国内リーグは40チームほどあり、1〜3部に分かれて行われています。そして少年野球〜成年(草野球)チームまで各カテゴリごとにチームが存在します。また、ナショナルチームもあり、Los Gauchos(大草原:パンパにいるカウボーイ)の名でWBC予選も出場しています。
アルゼンチン野球の歴史は長く、1888年に最初の野球チーム「ブエノスアイレスベイスボールクラブ」ができ、1925年には5チームでの初のトーナメントが開催される程までになったとされています。1960年にアルゼンチン野球連盟が創設され、過去7回の南米チャンピオンという成績を残しています。
まだMLB選手は輩出されていないようですが、昨年行われたジャパンウィンターリーグにてアルゼンチン日系4世の選手が参加し、北海道の独立リーグでプレーをしていました(現在は帰国したようです)、アルゼンチン野球界ではそれほどのニュースにはなっていません。

女子野球はというと2017年からリーグが発足し、
首都のla liga metropolitana では7チームが所属しておりアルゼンチン中央にあるコルドバ、アンデス山脈の麓、サルタにも少ないながらもチームがあります。

国民のほとんどは野球の存在を知らないと思われますが、アルゼンチン野球の歴史は長く、日系コミュニティ以外の競技人口もそれなりにはいることが分かりました。
前に見た光景で驚いたのは、男子成年チームの試合で、ホームランを打っていたことです。(硬式球、木製バット使用)
逸材はベネズエラやドミニカではなく、アルゼンチンにいるのではないかと思っています。

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