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ライバルとの戦い、自分との戦い

仕事とはライバルとの戦いであり、自分との戦いでもあります。利益を確保し、給与をもらい、それを生業とする。
マーケティングを志す中で、最近、近くのショッピングセンターのフードコートに競争にどう勝つかだけに集中してしまいがちですが、それは大きな間違いです。それはどういうことでしょうか。

最近、近くのショッピングモールのフードコートに神座が出店しました。
あろうことか、隣には最強のライバルのひとつ、天下一品があったのです。

ラーメンチェーン業界の巨頭が並ぶ様は異様ですが、たまたま前に出店していた店が立ち退いたわけです。そこもラーメンやチャーハンを売っていましたが、天下一品には歯が立たなかったのでしょう。

さて、馴染みの天下一品の店員に「大変ですねぇ」と声をかけると、苦笑い。
そこで、マーケティングの考え方としては、
「このフードコートに来れば、どちらでも確実に日本を代表する美味しいラーメンが食べられるとイメージしてもらえるので、神座さんの出店はメリットだよ。」
と話をした。さらにフードコートなら、家族で一杯ずつ注文してシェアできる、とも。

一方で、重要なのは自分の店の質を下げないこと。味はもちろん、企画やサービスも含め、そこはシビアです。それは自分との戦い。

マーケティングは常に自分とお客様、そして環境、三方を最適化できた店だけに本当の利益を与えてくれるものなのです。


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