イミテーションテクニック
大阪心斎橋界隈を歩いていたら、こんなお店が目についた。この辺りは飲屋街ですが、外食店の激戦区でもあります。
こうして国産牛を並べてくれれば、本当に国産牛を扱っていて、だから高いのだろう、と思ってしまう。
しかし、ちょっと待て。
この展示はイミテーションなのではないか?また、本当に国産牛なのか?
近年の食品イミテーション技術は目を見張るものがあります。見た目には容易に判断できません。
何故、筆者がそんなに怪しいと感じるかと言えば、
1.日本の国産牛生産は極めて少なく、さらに、現状でも生産者は減少中であるということ。
2.神戸牛が大量に表示されているが、神戸牛に認定される牛肉は希少で、ほとんどは三田牛、近江牛などを偽証したものであること
3.そもそも我々が食べられる価格ではないはずなのに、まるでお手軽に食べられるような詐欺値段になっている店も多数あること
4.海外で生育された日本方式の牛肉を神戸牛や和牛としている疑いがあること(味は似せている)
5.人工的に和牛っぽく霜降り加工された肉が海外から輸入され、大量に出回っていること(健康被害あり)
などなど、国産牛との表示は疑いだらけなのです。
※写真のお店がそれに該当するわけではありません。
つまり、いい格好をして、女性と高い肉を食べても、実は最悪、人工肉で、健康被害のリスクすらつきまとうわけです。
今は激しい円安で、輸入牛肉も高級な部類に入りつつありますが、こうした現状がある以上、国産牛を謳って、高い値段のお店には入らないことです。
それは金をドブに捨てているに等しいから。
安い肉も怖いですが、大量に食べなければ問題ありません。
もちろん、金が有り余っているなら、その限りではありませんが。
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