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日本の分岐点か?

いよいよ始まった東京15区の補選。自民党議員の2回にわたる金に関する不祥事。そして、乙武氏の各方面からの不評により、自民党の推薦なしの補選になりました。

つまり、これまで自民党を支持してきた有権者が自民党以外でどこを選ぶのか、という選挙になった訳です。
これは次の総選挙で、今回は自民党に入れないでおこう、と思った有権者が、どこに投票するのか、という件でのリトマス試験になる訳です。

そうなると、通常は立憲か、維新か、となる訳ですが、そこは東京なので小池百合子氏の息のかかるファーストの会の事実上の公認、乙武氏も有力になる訳です。

しかし、考えてみれば、いずれの候補者もガチガチの「リベラル」なのです。
維新は中道だと期待したのですが、リベラル側だとメッキが剥がれてきました。

となると、従来、自民党支持者が投票してきた保守自民党はいない(実は幻想だったとバレたが)ということになります。
そして、唯一の保守候補者が日本保守党の
飯山あかり氏
です。

自民党の支持者が保守だから投票してきたのか、それとも自民党というブランドや個人的な付き合いや利権だけが投票行動につながっていたのか。
自民党支持者=保守派
であれば、飯山氏が当選ラインに乗ってくるはずです。
あとは立憲共産の組織票はどこに行くのか。学会員は誰を選ぶのか、それとも投票自体をしないのか。
興味は尽きません。

なんにせよ、次の衆院選を占う、重要な選挙になりそうです。

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