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少子化対策は意外に簡単なんだが・・・

最初に申し上げます。私には子供はいません・・・どころか嫁さんもいません・・・どころか大した付き合いも恋愛経験もありません(微々たるものはありますが)もう、ほぼ諦めています。
そんな輩の話なんで「ふーん」という程度の暇つぶしになれば幸いです。

お金以前の問題なんだが

そもそも、政府や政治家、議員連中は「金の問題だろう」と短絡的に考えているし、さらに岸田総理に至っては「まずはそいつらから金を取って、さあ、子供を産め、と金をばら撒けばありがたがるだろう」という究極お馬鹿思考にはまっている。
おそらく誰かの入れ知恵だろうが、あまりにベクトルを間違えすぎている。

まず必要なのは、今の日本の社会、経済、治安、そして将来について信頼できるか否かです。不安な社会情勢の中で安心して子供を産み、育てることなどできません。その担保ができないのになぜ少子化対策だけを訴えられるのでしょうか。
そして、その元凶こそ、日本の戦後政治と教育です。戦後、経済成長とともに人口が増えたのは、偏に経済成長により将来への希望がそうした不遇なものに打ち勝ったからにすぎません。

例えお金がいくら一時的にもらえたとしても、安定した社会でなければ、そうした土台がなければ、お金をもらって「それは、我々の老後のために」となるに決まっているのです。

少子化対策は意外に簡単

それらがある程度担保した後は簡単です。なぜ?それは前明石市長である
泉房穂氏
の書籍やYouTube動画や講演会を聞いて、その通りにすればよいだけです。成功した事例があるのだから簡単すぎます。
ね、意外に簡単でしょ。
もちろん、増税なんてしませんよ。
市民もみんなWin Winの関係を構築できる最良の方法を実践してきたのです。
そう、それこそコロンブスの卵です。
さあ、議員で志のある方は必至に読んでください。

敢えてもう一つ申し上げる

敢えてもう一つ提言すると、大企業を中心に、幼児と一緒に働ける職場づくりを実践すること。
私がビジネスマンとして生きてきた経験として、
「如何にして優秀な女性社員を確保、維持していくか」
が企業の発展と存続の分岐点になる、と確信しています。

これまで、結婚したら辞めてしまうから、とか、産休で仕事が途切れるから、とか、子育てで時間が取れなくなって仕事に穴をあけられたら困るから、とか理由をつけて女性を重視してこなかった企業は早晩、企業競争から排除されることでしょう。
なぜなら、今も昔もこれからも、経済の、企業の主役は女性だからです。なぜ、ぼんくら社長や役員はそれに気づかないのだろう・・・と毎日思います。

ではどうすればいいか。
優秀な女性を獲得出来たら、絶対に手放さないことです。そうした女性が「働き続けたい、この会社に貢献したい」
と思えるような職場を徹底的に作ることです。
たとえば、結婚しても安心して子供を連れてきて預けられる「保育施設」を作ること。少なくと大企業ならスペースはあるはずです。そして、人材育成もできるはずです。
一日のうち、昼食以外に1時間、子供と一緒にいる時間を与え(給与はそのまま)、そして残業も避けられるようにする。
そうすれば、安心して結婚できるし、家庭の負担も下げられる。二人目を産む精神的余裕が生まれる。

もちろん、そうした環境を整えるには莫大な費用と維持費が必要です。時間もかかるでしょう。しかし、そこから生まれるメリットは計り知れません。

  • 女性社員のモチベーション維持ができる(長く働いてもらえる)

  • 優秀な女性を採用しやすくなる

  • 社会的な企業イメージを大幅に向上させることができる

  • 企業とその家族の絆が強くなることにより、企業への尊敬と忠誠を創造できる

などです。前述したとおり、日本のあらゆる経済、景気、政治、その他あらゆるものをよりシフトアップさせるのは男性ではなく、優秀な女性たちです。彼女たちの力を引き出すことこそ日本の未来にとって極めて重要なこと。それを考えて施策すれば、少子化対策など造作もないことなんです。


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