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恋慕の音響#2 収録曲「羨望の夢」

あの日に見た

輝ける舞台


あの日見なかった

評判のいい映画


無視したものと


そうじゃないもの


気づいたんだ


私にだって

好きなものがある


私にだって

興味がある


雷鳴のような

出会いだった


犯された脳と


空っぽな身体に

注ぐ夢の雫


サイダーより

痺れる夢を


飲み下したなら


貴方だって

そこが始まり


あの日に見た

輝ける舞台


あの日見なかった

評判のいい映画


無視したものと


そうじゃないもの


きっと私の

運命だった


憧れて


走って


転んだのなら


本当の気持ちに

気づくだろう


きっと貴方は

私の憧れ


たとえば


どれだけ遠くに

離れたとしても


かけがえのない

私だけの星


この詩が出てくる小説作品[恋慕の音響#2]「君に焦がれた冬上夏下(Ⅰ)」はこちら!是非ご覧ください!


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