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面白い大阪の政治57-1:大阪自民と公明落選者の今後(1~10区)
第50回衆議院議員総選挙、大阪は日本維新の会というか大阪維新の会が地元を改革した功績が辛うじて評価されて19小選挙区全て維新が獲得した。ということはこの戦いに維新以外は全員落選、負けたことになる。
今回議席を伸ばした立民、国民は勿論自民と公明も全員落選。大阪は維新が積み上げてきた改革になす術がなかったのだ。
ここでは3.4回にわたって、大阪の自民、公明落選者がどうなるかを勝手に考えてみる。これは次回の参院選のことも含みます。
1区:陰湿ヤフコメ野郎
人間名「大西宏幸」
西村博之が論破王にして某掲示板のかつての主なら、コイツは「陰湿ヤフコメ王」と言われる「大西」の方の「ひろゆき」。
Yahooニュースのコメント欄にて維新に関する事を匿名で非難を書くも、我慢ならないニュースに本人である事を明かして弁明したがこれが炎上。こうして陰湿ヤフコメ男の別名がついた彼は前回に続き今回も完全落選。
年齢的にもまだいけるだろうから次も懲りずに出馬するだろうが、陰湿な性格をどうにかしないと3連敗するよ。その前にまた選び直しになって弾かれるかな。個人的にはそっちを望む。
2区:老害狸
人間名「左藤章」
漫画『ザ・ファブル』の主人公と同じ名前ながら人を殺さなさそうないい顔してるが所詮いい顔だけ。大きな力を持つ重鎮のところに婿養子で入った無能の老害でしかないので維新が守島正という維新若手のエースが出馬した前回から連敗した「虎の威を借る狸」。
とくに今回は満73歳を迎えて自民党の規定として「小選挙区に出馬する満73歳以上の比例重複立候補はできない」という事もあり、後述の裏金くんと同様に小選挙区のみで勝負となった。それでも惨敗したのは中身が空っぽの老害だったからだ。
とにかくコイツにはさっさと政界引退してもらいたい。
なんなら大阪2区は柳本顕か、公明党が主選挙区とする大阪3区と交換して佐藤茂樹が国替えするとかしてほしい。
3区:公明党重鎮・佐藤茂樹
佐藤茂樹はこの大阪3区で長年議席を維持してきた。
維新に対しても大阪都構想や大阪市議会への協力で出馬を阻むという強かな面を見せてきた。(時には公明党員や創価の末端が反発するほど)
しかし維新に対しての阻止策が尽きてしまい、全力で戦うしか他ならなくなる。
これまでぬるま湯な選挙区だったが、今回は熱すぎる選挙区となってしまった。激戦を繰り広げるも維新の東徹に落選。比例重複してなかったので完敗となった。
今後は前述のように大阪2区に国替して、大阪3区は地元の大阪自民のエース・柳本顕に譲ってほしいものだ。
もし大阪都構想を公明全体で賛成させておいたらこんなことにはならなかったのにな。
4区:アホボンピーマン裏金くん1号
人間名「中山泰秀」
政治家家系の典型的なボンボンであり、橋下徹から「アホボンピーマン」と揶揄される程の無能。前回の敗北から何も感じ取っておらず今回も落選。
落選中にも関わらず、安倍派であったことからこれまでの裏金問題で戒告処分を受け、比例重複ができない状態で出馬した。まあ惜敗率的に見てもボロボロでしたから大阪は自民を必要としていないことがよくわかります。
ただ年齢的にはまた出馬することが目に見えているが敗因が自分にある事をわかっていないから当面は落選続きだろうな。というか茂木は刷新する際、「中山」は落とすべきでしたよ~IR反対してディズニー開業をガチで考えるアホですよ。米ディズニー本部の幹部と旧知の仲だから出来ると思ってるアホですよ。
次回は別の選挙区に国替えかな?例えば大阪17区とか?
5区:公明若手エース・国重徹
「国会の活動量」で仕事してますアピールしている公明エースの1人だけど、どこか胡散臭い国重徹。維新いなければ10万票で余裕の当選できる彼も、維新が出馬したらその得票数は2/3に減ってしまい落選。それだけ維新や自民支持者の不満を買っている証左となった。
年齢的に見ても次も出馬するだろう。一度負けたくらいで国替え・鞍替えや引退するものではないだろうが、ここしばらくは維新が勝つ可能性が高いので何かしらの対策が必要だろう。やはり大阪都構想全面賛成して大阪自民と決別すべきだ。
6区:公明新世代の代表・伊佐進一
国重同様、公明の中堅エース級と言われる伊佐進一。
こちらも前までは相手が野党統一候補としての立民と無所属が相手にならない相手に余裕で勝った大して注目されなかったが、今回は勝手が違い熱湯の選挙区となった。
候補も維新をはじめ共産や参政も入ったヒリヒリ状態。まあ立民や共産、参政は大した敵ではなかったが最大の脅威の維新・西田薫をどうにかしようと、選挙期間中に西田のスキャンダルを流した…けれど最終的に勝ったのは維新。伊佐も無職となった。
こう思うと2020年の大阪都構想賛成を公明や創価末端構成員に徹底しておけば公明党の選挙区はずっと維持されるはずだったのに、何やってるんだか…
7区:茂木の金魚のフン
人間名「渡嘉敷奈緒美」
前回の落選から日々ドブ板踏んできたけれど。その活動量はSNS等でもわかるけど結果として徒労に終わった。
茂木派にいたことから、その茂木が筆頭の大阪自民立て直しに際して行われた公募では無条件で留任。しかしトップの茂木がアカンから裏金問題で派閥も解散したうえ、彼が応援にきても無意味だった。
旧茂木派というのは失言を避けて印象よくしようとしているけど、当たり障りの無い事しか言わないためどうも信用ならない。しかも茂木をはじめとして「唯我独尊」な性格の人が多い。敗因であるその性格を治さない限り大阪での選挙区奪還は叶わない。
次は多分選び直しの対象になる。だって今回は茂木の贔屓凄かったもん。大阪自民内部での不満は相当だし白紙に戻すべきである。
8区:惜しかったコリアン
人間名「高麗啓一郎」
前回は前任がコロナ禍に銀座で遊んでいた事で離党したことから急遽出馬した為惨敗。
この間に積極的に地域活動したりドブ板を踏んできたので票アップには結びついたが維新には及ばなかった。惜敗率も79.5%と前回の50%台からグンと上がって普通なら比例復活も射程圏内だった。(2021年総選挙、比例近畿の自民党内のボーダーは70%)
しかし今回は全国的な自民不調が尾を引いてしまい、近畿ブロックでの比例獲得議席が2021年の8議席から2減った6議席となった。
まず単独名簿上位2人が当選して残り4つを比例重複立候補者の惜敗率上位4人のみに与えられることになった。惜しくも彼は5位になってしまい、完全落選となった。ここまで頑張って票を伸ばしてきたのになんとも哀れである。
彼は今回の戦いは評価されて、8区の支部長は留任されるだろうから頑張ってほしいものである。
9区:特徴ない元一般リーマン
前回の候補が定年で引退したことから、公募で選ばれた男「東田淳平」。
どこにでもいる普通の中年男。勤めていた商社で様々な国を駆け巡った輝かしい経歴を引っ提げてたため、茂木らのツボにはまり大阪9区の支部長になり、今回の総選挙に初出馬。
維新はかつてブイブイ言わせていた「足立康史」が様々なトラブルで離党・不出馬を表明したため当選の可能性が高くなったと思われた…
だが足立の代わりに出馬した「萩原佳」は「大阪の堺雅人」と言われている、地盤では中々の有名人だった。急な出馬にも関わらず地元で根付いた当たり前の選挙戦したことで維新が勝利。
ここでも自民は議席を奪還する事は叶わなかった。
まあ一度負けたくらいで支部長解任される事はないだろうから留任するだろうし、当人も頑張って比例復活くらいは取りたいところだろう。
10区:舅の代の影響を受けた男
「加納陽之助」は前回2021の総選挙では重鎮だったハンコ利権持ちの舅「竹本直一の地盤を継いで大阪15区から出馬していたが、今回は候補者選び直しの公募を経て10区に国替えさせられた。
その10区は前回維新・池下卓と立民・辻元清美がバチバチな争いを繰り広げており、前の自民候補は蚊帳の外で惨敗していた。
辻元清美が参院選に鞍替えしたため、立民は新たなる候補として大阪2区から国替した(大阪駅のゲーム広告を性的と批判して炎上した)尾辻かな子が出馬するため少しやり易いかもしれなかったが加納にとってはかなり分が悪いところに移されたものである。
そこに追い討ちかけるように自民党の裏金問題。舅の代の時に関わっていたところで未記載の「裏金」が発覚。一回も当選してないが先代絡みの裏金で比例重複が認められなかった。当然だけど維新の池下卓が当選して、彼は池下のほぼ半分の票しか獲れず完全落選。
もうこんなにボロボロだったら身を引くことも考えるべきだ。
※参照サイト
次回は11区から19区を語ります。
裏金君も多いです。乞うご期待!