面白い大阪の政治57-2: 大阪自民と公明落選者の今後(11~19区)
1~10区はこちら。
前回に引き続き、大阪自民や公明の落選した人達が今後どうなるか考えてみた。
11区:若かっただけの女
「大辻沙耶」は公募で選出された時はもーそれはもてはやされていた。
大阪自民の候補の中で一番若く、女性であったことから集票に期待されていた。
しかし活動中にある問題を起こした。
立憲民主党の元・平野博文のところを訪問し、彼を偉大と評して失笑を買った。
維新相手にどう勝つかというのをただ求めた結果、馬鹿なことをしているのだ。
結果は惨敗。まあ一度負けただけだし次は勝てると思い込んでいるけど、大阪は有権者の目は厳しくなってるからね。
因みに
渋谷教育学園渋谷中高、東京外国語大学英語科 卒
コンサルティング業界にて5年間勤務。日本の課題に向き合い、スタートアップ業界のグローバル化を推し進めてきました。
アビームコンサルティング株式会社 公共部門
デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社
という経歴だけを見れば茂木が大好物な人ではあった。しかし松川るいみたくプライドだけがめっちゃ高い女だぞ、これ。
12区:人狼オタク
もともと「北川知克」が亡くなったことで急遽親族である「晋平」が引き継いだ。しかも元々の本名が「谷岡晋平」であったのにも関わらず、地盤と名前を継承するために「北川」と名乗った。
彼は選挙に出馬するまでは「人狼」ゲーム大好きで「ポール」というニックネームで人狼界では有名だった。
最初に出馬した2019年の補欠選挙では当時の安倍晋三内閣総理大臣をはじめ、自民党の大物がこぞって応援に来たにも関わらず維新の藤田文武に敗れた。
それから2021年、2024年ともに藤田に苦渋を飲まされて3連敗。
もうこうなったら選び直しなうえ、彼は応募できなくなるだろう。
まあ人狼の世界でヌクヌク生きていきたいから引退するかもな。
13区:言わずもがなの裏金君
人間名「宗清皇一」
2021年、小選挙区では落選するもなんとか比例復活した男。その際、この選挙で「大阪3区に無所属で出馬すると言ったら党本部から止められて比例単独上位を与えられた」柳本顕に対して「一緒にやっていけない」と怒りをあらわにしていた。このあと自民党大阪府連代表に就任するも、2023年に統一地方選挙での惨敗の責任を感じ辞任するとともに、自民党本部に府連の立て直しを請願した。
しかし茂木敏充が主導で行う立て直しは微妙だった。そのうえ発覚した「裏金問題」で彼は窮地に立たされる。
なんせ彼は未記載額が約1400万円と看過できない額であったため、2024年4月か5月に党の役員停止資格の6ヶ月停止の罰を受けた。自民党員でいることは許されたものの比例重複が認められなくなったので、小選挙区一本で挑まないといけなくなった。
維新も大阪では比例復活なしで挑んでいる分、バチバチとなった。手応えはあったものの前回と同じ維新相手に落選。惜敗率も約87%と本来なら比例復活できるものだったが、裏金持ってるため比例復活は叶わなかった。
しかし大阪自民にいるだけでムカつく奴だからこれを機に政治の世界からいなくなってほしいものである。大阪の有権者は自民を嫌う人多くなってるから、また出たら叩く人多いよー!
14区:塩爺の名前頼りのバカ孫
人間名「塩川憲史」
伝説の政治家「塩爺」こと塩川正十郎の孫であるが、当人は大阪府議会議員であったこと以外大した話を聞かない。家柄と政治家の利権だけを持ち続けるダメダメ政治家なんだろう。
今回祖父を追って国政に進出しようと公募に応募したわけだけど、茂木は「塩爺の孫」と言うだけで即決したのが容易に想像できる。
政治家の資質を家柄だけで判断するあたり茂木は信用できない。
家柄と名前だけで判断するほど大阪の有権者は馬鹿ではないから維新の青柳が当選したのは当然のことである。
次もまた塩爺の孫を前面に押し出したら連敗するな。
15区:比例復活は掴んだ元河内長野市長
「島田智明」はこの総選挙に出馬するまでは維新を苦しめてきた元河内長野市長だ。国政進出したかったのか、公募に応募して見事に地元・河内長野市を含めた大阪15区の支部長の座をゲットした。
大阪府の中では「反維新」傾向が強いのか、お膝元の河内長野市での得票数は維新の浦野を上回っていた。(約5500票差)しかし15区内の他の自治体はいずれも浦野が勝っており河内長野での差を埋めるかのように浦野が制した。だが票差は他の選挙区より惜敗率が肉薄しており80%だったため、比例復活に滑り込んだ。
この事で自民党大阪府連の比例復活の全滅は免れた。
「反維新」の星であるから、今後も大阪15区の支部長の座は彼になるだろうな。
そうなると前回ここから出馬した10区の「加納」が可哀想だな。
16区:公明女性エースも僅かに及ばず
公明党の選挙区である16区。前までは北側一雄前副代表が持っていたが、参議院議員から鞍替えしてきた公明党の女エース・山本香苗が出馬。
そもそもここは立民候補も比例復活できるほどの鎬を削る隠れた激戦区。そこに維新が加わればバチバチの三つ巴。なので各陣営は党のトップはもちろん重鎮が常に応援に駆けつける状態だった。
結果としては小選挙区は維新の黒田まさきが取り、立民の森山ひろゆきは比例復活。山本の一人負けとなった。
正直大阪にはもう公明は要らないという証左であることは明らかなので再び参院に戻って大人しくしてほしいものである。というか公明選挙区の有権者の不満が爆発したから維新が全員当選したことを忘れるな!
17区:なんの特徴もない典型的大阪自民の人
人間名「岡下昌平」
見出し通り。相手となる維新の馬場伸行がドブ板などで普通に選挙に強いだけなのに、上から目線でいちゃもんつけて、蹴落とそうとしているから勝てない事に気付いていない。
コイツに言えるのはそれだけ。選び直しの対象になるだろうし、ひょっとしたら完全に弾き出されるかもな。
あ、旧安倍派なのにコイツはウラ金額公開されてないし、比例重複もしているということはカネ隠し通したのか?まあ比例復活なんてできなかったけどね。
18区:演歌歌手から元鳥取県議会議員にチェンジしても…
当初は2023年8月の公募を経て一発屋の演歌歌手・尾形大作が出馬する予定だった。選定基準もこの歌にハマっていた茂木や西村康稔の趣味に過ぎないだろう。そしてコイツ自身あまりにも政治家としての仕事をしてこなかったので2023年11月にクビになった。
そこから8ヶ月経って新しい候補が選出されたが、元鳥取県議会議員・「内田たかつぐ」という尾形同様大阪への縁もあまりないのにも程がある、いかにも国政進出したいからなりふり構わず手を挙げた男が出馬する事になった。
大して特徴ない奴なので維新の遠藤に惨敗。
とりあえず次回も据え置くだろうが、鳥取県を裏切ってるからもう米子には帰れないぞ。
19区:ウラガネトム
人間名「谷川とむ」
最後となるコイツも安倍派にいた事から裏金を追求されてしまい、額も公表された。
地元でしっかり贖罪行脚して手応えはあったという。
それは確かだったようで、前回よりかは維新候補と競り合った。その差は約5000票で惜敗率は90%超。通常なら比例復活確実なのだが、比例重複立候補ができなかったので完全落選…ここにきて裏金が響いた。
残念だけど今後は選び直しの対象になる可能性が高い。地方議員ならまだやれそうだから頑張ってみなはれ。
余談だが裏金持ってなければ島田が落ちて宗清と谷川は比例復活できた。
さて次回は参院選大阪選挙区はどうなるかを考えていきたい。
※参考サイト