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面白い大阪の政治その9:こいつが市長選?

【注意】今回語るのは、人伝に聞いた話を独自で解釈したものなので「話半分」で聞いていただけたら幸いです。
また、対象となる人物を貶さない様に配慮します。

2015年、橋下徹の政治家引退

2015年5月に行われた大阪都構想住民投票において僅差とはいえ「反対」多数で否決されたことにより、橋下徹は同年11月の市長の任期満了を以て政界を引退した。
否決されても潔く、残りの任期を精力的に活動した橋下の後継者は気になるところだった。
夏に道頓堀のイベントに登壇した橋下は一緒にステージにいた「ある芸人」を「次の市長候補」にどうかと指名したのである。
よくあるリップサービス・ジョーク・冗談に捉えられるかもしれないが、実はこれが冗談レベルではない可能性もあったのだ。

指名された芸人

その芸人はたむらけんじである。
「おいおい冗談だろ?」と言われてもおかしくないが、彼は維新の会の勉強会に積極的に参加してたり、大阪の政治に興味を持っていたのだ。
勤勉で真面目な面を維新の上から下まで高く評価をされてたので党内の市長候補の1人に挙げられてもおかしくなかった。
当の本人は芸人と焼肉屋の経営を中心に活動したかったし、当時は無名だった「吉村洋文」という橋下徹の右腕として活躍していた男が相応しいと判断していた。
吉村も市長選のためなら当時就いていた衆議院議員の身分を棄てて出馬する覚悟を見せていたので、たむらは市長選の話を固辞した。そして吉村を陰ながら応援して当選に導いたと思われる。

その後

2023年、たむらは日本国内の芸能活動に区切りをつけて渡米した。
だが、その前に維新関係である仕事を引き受けていた。

維新の会内の大阪市長選の予備選の司会である。
と言っても大阪らしい、お笑い要素の強い形式での審査部分の司会だった。
面白くも何処か真剣さを隠さない雰囲気で行われた審査には隠れて見ていた吉村知事も大笑い。
ここにたむらと吉村が変に策略のない交流と絆が見てとれた。

今回はほぼ妄想に近い内容となったが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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