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講堂の思い出
紋別小学校の講堂を思い出しています。
1.モダンなデザイン
講堂の両脇に講堂と隔てる廊下があったと思っていたが、実際には講堂両壁の少し内側に幾つもの支柱があり、それが通路となっていたことが判明。嬉しい。鬼ごっこなどにも便利な柱だった。
その柱の上には、天井を支える形で斜めの支柱が幾つもあり、これはとてもモダンなデザインに見えた。
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モダンなデザインと言えば、正面玄関を入ると目の前に階段があった。それは学校が斜面に建てられていたからでもあるのだが、その階段を上がり切ると、左右二手に別れて2階に続く階段があったのがとても印象的だった。校舎全体を設計した人は誰だったのだろう。
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絵心がないと、こういう悲しみを味わうことになる。
2.ろくぼく
スケッチした講堂の手前右には何か所か抜けた肋木が設置されていた。肋木と壁の間に少しスペースがあったので、低学年時は抜けたところから裏側に周ったりしながら鬼ごっこで遊んだが、肋木の授業はなかった気がする。
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余談だが、2019年NHKの大河ドラマ「いだてん」に肋木が出てきて驚いたことがある。そこで、今の小学校にはないだろうと思って少し調べると、株式会社中村体育のように製作している会社があるので驚いた。更には海外のサルサのスタジオに置いてあるのも見つけて驚いた。
3.何して遊んだ?
●鬼ごっこ。手つなぎ鬼ではキャーキャー叫びながら走り回っていた。
●相撲もよくやった。時には上級生とも。ベルトが回し代わりだった。
●ドッチボールもやった。他の組の人たちともやったが、傑作だったのは、隣続きにあった花園高校の女学生たちと放課後一緒にドッチボールで遊んだこと(花園高校もこの講堂を使っていた)。小学5年ともなると女子高生に負ける気がしなかったし、女子高生たちも年上のプライドで負けないと本気でボールを投げつけてきた。キャーキャー笑い声が響いた。
因みに、子供の頃は「どっちのボール?こっちのボール」のような感覚で「ドッチボール」と言っていたが、大人になってから、それは「ドッジボール(Dodge Ball)」であることを知る。"Dodge"には「巧みに身をかわす」意味があり納得。
4.映画に落語
映画鑑賞会が何度か開かれたし、落語家たちも来た。無料だった気もするし、少しだけお金を取られた気もする。確かでない。
ござを抱えてくる家族もいた。そんな時代だった。
(まこと)