「四十年の歩み」から
紋別中学校の曽根秀彰校長先生が新たな資料「四十年の歩み」を捜し、その中の写真のページを送って下さいました。開校が昭和22年ですから、「四十年の歩み」は昭和62年(1987年)に編纂されたと思います。以下は、その中の写真です。
■卒業当時の校舎
いやいやいやいや、嬉しいです。私の卒業アルバムには校舎中央部の写真のみですが、この写真はその両翼迄出ているのでうれしいです!
●北玄関
上の写真の右端は体育館で、そこの入り口がこれでした。ああ、この姿が見られてうれしい!
●左の棟
上の卒業当時の校舎の左は2階建ての教室棟。確かに、思い返せばレンガの煙突だったかも知れません。下の写真は校舎奥から映したもの。写真右手のその右に校長先生の社宅がありました。
新たにいろいろ思い出しそうな予感がして楽しいです!
■昭和26年の校舎
昭和26年当時の外観写真もあります!
話は少し逸れますが、高校の時「ちょっと歩いてくる」と、お袋におにぎり3個くらい作ってもらって散歩に出たことがあります。自分の中では一番長い散歩で30キロくらい歩きました。
途中、古びた校舎を見つけました。小学校だったと思います。その学校の雰囲気がこの写真のような感じでした。ひょこひょこ入ることができたので、廃校だったのでしょう。
そこで体育館に入って行くと、昭和天皇の写真が飾られたまま残っていました。その一枚の写真で、体育館全体がとても厳かに感じられました。
きっと、この昭和26年の校舎にも天皇の写真が飾られていたのではないでしょうか ―― そんなことを考えました。
(まこと)