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愛しのWorkin' Hard(@日産スタジアム)
私がnoteを書き始めようと思ったきっかけ
それは、長年やってきたXで気持ちを書ききれないモヤモヤがあったからでした。好きなものや事柄に対して140字では満足に書き表せない。いや、書き表せている人もたくさんいるんです。簡潔に的確に表現できている人を見ると、私もやっぱり「好き」を表したい。その思いが募り、見る専用だったこのアカウントで書いてみようと思いました。
私の好きなもの。
好きなアーティストは、言わずもがな藤井風さんです。
そして、同じくらいWorkin' Hardという曲が好きな私。
ちなみにケーキではモンブランが一番好きです。
モンブラン、藤井風、Workin' Hard。
知ってますか?Workin' Hard。
先日再生回数2000万回達成した名曲です。
今年初夏のUSツアーで観客が撮影したWorkin' Hardのライブ動画は何百回観たかわからないくらい。ひたすらリピです。再生回数貢献してます。
そして願ったのです。
日本のライブでWorkin' Hardを歌ってほしい、と。
然るべきその時
2024年8月24日
場所は日産スタジアム
(ちなみに私は諸事情でお留守番配信組)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154328282/picture_pc_899c3a6e4a1d55c82dd4e7ddd7623cf4.png?width=1200)
有り難いことにYouTubeで無料生配信なんて太っ腹なことをしてくれるヘンレコードさん(藤井風さんの事務所ね)。
テレビの画面をYouTube無料生配信に合わせて私待機。
ビールとおつまみも待機。
そして18:00すぎ、ライブが始まりました。
想像の斜め上をいく風さんの登場シーンから、3年前を彷彿とさせる芝生の上のグランドピアノのsummer grace (美しい旋律)、ステージに移動してのFeelin’ Go(o)d(チル〜)
そこからは温泉に浸かるが如し心と体に沁み渡る珠玉のセットリスト。
もう語れば24時間あっても足りないと思うくらいに見どころたくさん。
魅力がたっぷり。
Workin' Hardについて
FIBAバスケットボールワールドカップの中継テーマソングとしてリリースされたのは2023年8月25日。(あら日産スタジアムライブの1年前‼︎)
耳にしたその音と低く響く歌声に驚いたのを覚えてます。
「か、か、かっこいい」
本当にかっこいいと語彙力なんてどこかにいくもんです。
スポーツ関連の曲にある鼓舞する歌詞、疾走感が一切ない。
「頑張れ」とか「夢」「希望」とか言わない。
“みんなほんまよーやるわ
めっちゃがんばっとるわ”
“You've been workin' hard
Workin' hard
Maybe you don't understand
But I know that you're
/ あなたマジで頑張ってる
頑張ってる
分かんないかもしれないけど
わしには分かる(和訳)”
と歌ってくれている。
こんな応援ソングがあるなんて。(泣)
FIBAバスケットボールワールドカップ2023』の日本テレビ系/テレビ朝日系放送の中継テーマソングだった藤井風さんの『Workin’ Hard』。SZA(シザ)、ケンドリック・ラマーなどのプロデュースで知られるDJ Dahiによるダウナーでクールなサウンドがひときわ異彩を放っていた。
プロデュースはそれまでのYaffleさんではなく、DJ Dahiによるもの。
ありがとうDJ Dahi。
こんな名曲を生み出してくれて。(作詞作曲は藤井風ですがね)
日産スタジアムライブにて
3つの部門に分かれていたライブ。
登場して最初が“カジュアルセクション”
次が“ダンスセクション”
そして最後が“青春セクション”
Workin' Hardが歌われたのは、バキバキのダンスをキメまくったダンスセクションの後。interludeを挟んで衣装チェンジしての青春セクションでした。
始まりは風さんのサックス。
このサックス前のバンドだけの演奏パート、パーカッションの福岡たかしさんが奏でるキラキラした音が素敵だったな。
話を戻して、サックスシーン。そうなんだよね、サックス吹くんだよね風さん。
サックスは不勉強でうまく語れないのですが、今回は背中で語るタイプのサックスでしたよね。どんなタイプよ。
サックスを吹く時の憂いのある表情も素敵。
カメラワーク、配信の為にかなり拘ってるよね。多分。
カメラがサックス風の周りをぐるっと2周まわったら、タイキングのギターから始まるイントロ。
ひゃーー痺れるぅーー‼︎
そして、左の脇腹を伸ばすストレッチのような姿勢で
「ぃぁああ゛ーーー」
きました低音ボイス。
いや本当に、この魅力的な低音がライブでもちゃんと出せるって、なかなか若手のアーティストではいないと思う。
ありがとうございます。痺れます。
ちょっと待って!後ろの映像。
MVの赤ツナギ着てる風さんが相変わらずよくわからない動きをしている。
(と思ったら、ステージ上のダンサーさんと連携してる動きらしく、ダンサーさん達をかき集めてました。)
ここでも、ぐるっと回るカメラワークあり。
メロディに合わせたダンサーさんの動きがいい、とてもいい。
2番に入って、ピタゴラ装置のような、工場とかにある精密機械のような動きを見せる風&ダンサー。めっちゃ練習したんだろうな。
バックの映像はWindy©︎ちゃんの検品を始めるポンコツ工場長。お仕事頑張ってます。
そして、ご紹介したい我が至高のシーン。
サビです。
Windy©︎ちゃんをベルトコンベアーから落としてしまって嘆き悲しむポンコツ工場長、からの、スン横顔美人な藤井風。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154324215/picture_pc_c7a13419542da0202cecd8e9ac41dd3a.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154325554/picture_pc_6f8758ad22ec42d09b2ad7015ea4f90a.png?width=1200)
この映像の切り替え。
山田健人監督。
生配信でやったんですよ、これ。
神ですか‼︎
どうして、生でこんな完璧にできるんだろう。
(どれだけカメラワークも含めてリハ重ねんだろう)
ここからの藤井風の表情の強さは凄い。
ただただ美しい。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154365839/picture_pc_68a60d4b2821ee748ea1110af41561d6.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154365840/picture_pc_aacdc208c96dc3ca2904695cddef77c1.png?width=1200)
そして、畳み掛けるような大サビと色気。
(溢れる色気は皆んな好きですよね)
時々、ポンコツ工場長。(ギャップって大事ですよね)
皆んなで前に行進するような振りもいい。
ahのポーズもしてくれた。(歓喜)
そしてクラップ。
このクラップのパートが一番心がぎゅーーーーってなるところ。
音を最小限にしてリズム隊とボーカルだけ。
声が際立つ。
このクラップをバンメンさんたちもしているのがいいの‼︎
風さんの歌声とボーカルお2人の声とバンドの音の盛り上がり。一瞬だけど、ここでボーカルの2人とタイキングさんのシーンがあるんだけどエモい。間違いなくエモい。
ここは心を揺さぶる。
そして相変わらず絶品なフェイク。
藤井風のフェイクは無形文化財よ。
「マジで頑張ってる、わしには分かる」と歌う力強いリズムと歌声とメロディ。
はぁーーーーー良い‼︎
そして流れゆくWindy©︎ちゃんと共に終わり。
ここで、いつも放心してしまう私。
ごめんね、次の曲damn。
あなたは悪くない。私のWorkin' Hardへの愛が大きい故。
こうして、今日も今日とてWorkin' Hardを繰り返し観ているのでした。
ありがとう、Workin' Hard。
聴くたびに前に進める気がするよ。
ありがとう、藤井風さん。
ありがとう、ライブに関わる全ての方々。
映像を観ると興奮して何を書きたかったのか今も分からないのですが。
この日産スタジアムライブは観た人を魅了する素敵なライブだということ。
当たり前ですが、Workin' Hard以外も本当に一曲一曲が手抜きなしに最上のステージを見せてくれていること。
ここまで仕上げてくるのにどれほどの努力があったのか。
アーカイブが無料公開されてる間にたくさんの人に観てほしいし、心地良い気分になってほしい。
そして、いつの日か生でライブでWorkin' Hardを聴いて泣きながらクラップすること、私のこの先の楽しみ(夢)の一つに加えたのでした。
読んでいただき、ありがとうございました☻