ホラー小説読んだ(近畿地方のある場所について)
久々に書店で新書を買ったかもしれない
欲しい時はいつもAmazonで中古の本を買っていたし、小説に関しては基本的に見返さないから図書館で借りていたのだけれど、今回の本は図書館に無かった。
おそらくわりと最近出版されたからだろうな。
それでも見たかったから書店までチャリ漕いで目的の本を探した。
まず書店で小説が並んでるコーナーで、著者名をあいうえお順で探したのだけれも、一向に見つからない。
15分くらい歩き回っても見つからない。僕と同じく、目当ての本を探してたであろう客のおばあさんが店員に「目当ての本探すの大変やねえ」と語っていたが全くその通りである。
そこで僕の探している本をググり、外見をもう一度チェックすると、柔らかくて小さめの本ではなく、表紙が硬くて普通サイズぐらいなことに気がついた。
僕がずっと目を凝らして探していた場所は小さめサイズの小説が並んでいる所だった。(大体700円ぐらいの小説といえば分かるかな)
そこで、あまりちゃんと見てなかった隣の本棚を探し始める。そこは先ほど探していた場所よりも大きめの本を扱ってた。
そこの本棚は著者別にあいうえお順に並んでなかったので、左上から順に探してると、あった。ひとつだけあった。
1430円か〜と思いながらも購入。
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読んでみたのですが、怖いです。
この一冊は、作品を書き上げるに至った取材内容とその考察を短編小説を集めたような形式で進んでいきます。
事件発生場所、年代、体験者、事件内容、それぞれ異なっているのですが、すべて「近畿地方のとある場所」(以下より、●●●●●と省略)に関連しているのです。
あらゆる体験談、事件を取材する中で●●●●●との関連性がだんだん浮かびあがり、考察が進むにつれて●●●●●に潜む正体不明の怪異に戦慄します。
悪い予感アンテナを張りながら読み進めていると、「うわぁヤバ」と独り言が出てしまうほど不穏な展開がめちゃくちゃやってきます。
読み終わった頃には小説の世界へ入り込めた充実感を覚えました。