星野源さん「喜劇」
先日、娘から星野源さんのエッセイ「いのちの車窓から2」
「喜劇」の場所読んで？って言われて、読書するゆとりのない私に本を渡されました。ちょいちょいあります。会社勤めのころも、この本のここ読んで！って本を部屋に置かれていくことが。
娘は読書が好きで（本人曰く、活字見ることが子供の頃から好きで、調味料の成分とかも読んでしまうらしい・・）
自分のいい！と思った場面を共感してほしいようなところがあります。
私がミスチルの歌詞をTwitterにあげたり、ここの歌詞がいいんよ~というのと同じ感覚かな？なかなか、本をゆっくり読むことに気持ちがいかない時に、いわれるとプレッシャーになるやつです（笑）
で、星野源さんの「喜劇」の歌詞
劣っていると 言われ育った
このいかれた星で
普通のふりをして 気づいた
誰が決めつけた
私の光はただ此処にあった
あの日ほどけた
淡い呪いに心からのさよならを
顔上げて帰ろうか
咲き誇る花々
「こんな綺麗なんだ」って
君と話したかったんだ
どんな日も
君といる奇跡を
命繋ぐキッチンで
伝えきれないままで
ふざけた生活はつづく
ここ、、この場面は、「家族」がテーマ。
ＳＰＹＦＡＭＩＬＹの主題歌を作っているときの話。
1番の部分はすぐにできた
でも2番の歌詞はいままで家族の話で曲を作ってきたこともあって、
今まで入れていない感情を書きたい、でも浮かばない日々
どんな歌詞にしようかと頭を抱えていたら
奥様が「散歩にでもいかない？」と声をかけてくれ
気乗りがしないような気持の中で夜中の散歩に出かけた
‘綺麗な桜‘が咲いているのを見て
その時の気持ち、実体験を初めて歌にしたいと思ってできたそうです
それを見て、すごく温かい気持ちになりました
一番の歌詞にも
あの日かわした
血にまさるもの
心達の契約を
血にまさるもの
家族は血でつながりがある
夫婦は血で繋がってはいない
だけど、家族
‘親子の血の縁‘以上に自分を理解してくれる人が
いるということ
これを書きながら
喜劇を聴きながら
ゲンちゃんが、ガッキーに会えてよかった！って
心から思います
なんだか、不思議です
夫婦から始まって
子供が血のつながりを夫婦に繋いでくれたり
子供がいなくても
親子以上に自分が自分らしく感情を
出せることもあって
そういう血のつながりのない二人でも
家族でいられるパートナーがいること
そして
私の娘がそれに共感して
涙して
ママも泣くからって言って（笑）
泣いても泣かなくても
それはいいんだけど
でもそういう関係になれる方と
出逢えたことを
素敵だと思った、長女の気持ちを少し切なく思ったり
そこに涙しながらいま、私は思いを馳せたりしている
娘は、長女（二十歳）は
父親と同じスタイル、長身スリム。
色白も似てる
うらやましいのに🥺
娘は血のつながりが父親にあることで
「サイコパス」な血が自分にも流れていると言います
だから怖いと言います
申し訳ない
彼女にそんな思いをさせてしまっていることが。
私と元夫は正反対
私は情が暑苦しいくらいにある甲（きのえ）です
夫は情より理論やプライドが勝つような
庚（かのえ）です
結婚する前もしたあとも
分かり合えない所があっても
好きな所はあったから結婚したし
可愛い子供にも恵まれたから
よかったって、思う
でも正反対の親の元で育つと
情がある方がよくて
情を感じられない方を悪いと
感じてしまう
わたしは、向き合ってもらえないことが
苦手です。
情が深い、浅いは見た目でそう思うだけであって、
心の奥底にあるものは分からないのですよね
だから、いいとか悪いもない
私の向き合ってもらえなかったことの
浮き沈みかもしれないですね
でもね、娘はとても心が優しいです
乙（きのと）です
木の五行
とても私の寂しさを埋めてくれようとしています
本人に言ったらノリが同じなだけよというかもしれません
四柱推命で当てはまる部分を少し書いたけど
これは、陰陽五行とかじゃなくて
木の人だから情が深いとかじゃなくて
血のつながりがあろうがなかろうが
私は娘がいてくれないと生きていると感じられない
だから、娘にはいつか私ではない人
あらわれて欲しいと心から願ってます
（ほんと、これ見られたらかなり怒られるやつ）
理由は明快！
私はいつか先にいなくなるから。
血に勝るような繋がりを感じられる人に
出逢ってほしいなあという気持ち
一緒に「喜劇」を歌えるような方に
出逢ってほしいという気持ちです
娘が産まれた産院で
マザーテレサの言葉を書いた
生まれたばかりの誕生写真をもらいました
「あなたはこの世に望まれて生まれた人」
甲だろうが、庚だろうが、何だろうが
望まれていない人はいないのです
この世界にいることが生まれてきた意味があります
ただ、人として誰かを救ってあげられるような。
例えば親になって、子供に寂しい気持ちに
させないような
寂しい家庭で育ったとしても
なにか役割をもらってここにいるということを
感じて欲しいのです
頼って欲しいなと思います。
不器用でも愛情表現ができなくても
想いはどんな形でも伝え続ければ伝わるから
そういう気持ちを
血のつながりだけじゃなくても
そう想える人に出逢えたらいいです
紅白歌合戦で、星野源さんの「喜劇」楽しみにしてます♪