大学の頃①
日本体育大学入学。
女子は水泳部としての寮がありその名もスイムコーポ。男子は学生寮。写真がないのが残念なぐらいのボロコーポ。イメージは中華人民共和国。
コの字型の二階建ての外階段つきの建物に、中庭には学生のママチャリがわんさか止まってる。
部屋は2人で一部屋。
共用キッチンと居間が四畳半ぐらい。お風呂とトイレも付いて、居間の奥に2畳半ぐらいの個室。二段ベッド仕様になっていて、上にクローゼットを置き、下に布団を敷いてねるスタイル。そういえば部屋の写真も一枚もない。
父は、引っ越しで初めてこの部屋を見たときあまりの酷さに、かわいそうになったと後から聞いた。
当の本人は家から出れることにウキウキ。1週間後の入学に向け、すでに荷物を運び入れた寮に1人新幹線で向かった。
水泳部の同級生とは入試で顔を合わせているし、クラスもみんな一緒。まず女子クラスが、横浜にある体育学部には3クラスしかないし。 陸部8割に、ソフト部、サッカー部の女子と、わたしたち水泳部。
バスケやバレーは世田谷で、もっとオシャレで都会。
翌日から始まった花の大学生活。のはずが、早々にここに入学したことを後悔する日々に…
翌日早々、体力テスト。背筋力や肺活量なんかを一気に測定。
一般で入ってきた生徒たちは実技試験を経ての入学なので全く問題ないけれど、推薦で呑気に水泳だけして入ったわたしたち。と言うか、わたし。
反復横跳びの測定で、足がもつれ、
そのまま横に倒れたよね。
そのおかげで、クラスのみんなに名前を覚えてもらえたけれど。
しかし、そんな初日なんて甘い甘い。
翌日から毎日集団行動の練習。
男子は有名なエッサッサの練習をひたすら。
女子は江原体育とか言う、応援するときにやる伝統の踊り?←これ有名じゃないので、あえて動画は省きます。
ひたすらこれを2週間。
わたし、ここに何しにきたの?
そんな大学生活の幕開け。
18歳にして女を捨てた瞬間でした。
まじサイアク。
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