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羽衣おとちゃんと学ぼう
私の推しである羽衣おとちゃんはASMRや歌を中心に活動しています。
この文章は、そんなおとちゃんを応援している私が日々思った事を書いたものです。
そんな私の気持ちより羽衣おとちゃんに興味あるよという方は、こんな文章読んでないで、今すぐおとちゃんを見るのだ。
さて、おとちゃんは最近悩んでいたようです。配信をするにあたって、避けたほうがいい話題というものがありますよね。政治や宗教に関することや、お金の話など。
その話をすること自体が悪いのではなく、不特定多数が聞く前提である場合には避けたほうがいいとされるものです。
おとちゃんからは、たまに政治や社会に関するお話が出てきます。そしてその度に言わなきゃよかった…言わないほうがいいよね…みたいな感じになっています。それ自体はかわいいのでいいです。よくないか。
それを何度か見ていると、どうも話題の選択に失敗した、うっかりしてた、ということではないようです。
みんなにもっと、政治や社会のことを考えてもらいたい、関心のない人に関心をもってもらいたい。どうやって伝えたらいいんだろう。という感じで、どうやら本気で何かを伝えたいみたい。
子供がひどい目にあったり、偉い人がやるべきことをせずに責任感なく過ごしていることに憤りを感じていて、ほんとにこんな世の中でいいの?みんなもっと感心を持とうよ。という気持ちが伝わってきます。
具体的に何を伝えたいのかは、おとちゃんがもう話さないから安心してね!ってなってるのもあってあまりわかりません。
そんなおとちゃんの気持ちに影響されて、私も政治や社会のことを考えさせられたりしています。
私の話をすると、私は政治に無関心というわけではありません。選挙には毎回行ってるし、支持政党もある。その政党にも、賛成できる部分も納得できない部分もある。
就職氷河期と言われる中で、社会からなんとなく虐げられてきた気もするけど、政治に関してはお互いやるべきことをやろう。そっちは任せた。みたいなスタンスでした。
ただやはり最近はどうなってるんだよ、話が違うじゃないかと思うこともあります。若い世代の人はどう思ってるんだろうと思うけど、あまりそんな声も聞かない。
そんな中でおとちゃんが社会に感じる憤りの気持ちは、やっぱりそうだよね。と気づかせてくれる。
私が若い世代の人と接していてたまに感じているのは、なんだか若い世代の人って私達が触れてきて、私達のものだって思っているコンテンツをそのまま押しつけられているように感じることがあります。
私達の世代は、言ってみれば昭和的な価値観を叩き潰すことだけを考えてきて、その結果世代交代を前提とした持続可能な社会の仕組みまで潰してきたのではないかと思うときがあります。自分たちが上の世代の価値観を叩き潰してきたように、いつか若い世代が自分達の価値観を叩き潰すだろう。だがそれまでは私達の時代で、私達を叩き潰せないならまだ若い世代にそれだけの力がないからだと勝手に判断して、自分たちの理屈で動く社会を強固に守り続けている。
それでありながら、自分達が上の世代から文化や価値観を否定されてきた反動か、若い世代の文化に理解があるような顔をして、そのカルチャーを勝手に自分のものにして、味方のような顔をしながら閉じ込めているのでは、なんてことも考えます。
おとちゃんの言葉には、いろいろと考えさせられるけれどもちょっと脱線しすぎた気もするので、おとちゃんの話に戻ろう。
私はおとちゃんの歌が好きです。彼女の歌は私の耳にまず心地いいものとして脳に届きます。知らない曲も多いので、歌ってくれた曲は後で原曲を聴くことも多いです。
だんだんと知らない曲を聴くことにパワーを使うようになり、馴染みの曲ばかり聴いてしまうのは年齢のせいだけではない気がします。
そんな中で、おとちゃんの歌はいろんな曲がまず心地よいものとして私の耳にすっと入ってくるので、聴きたい曲のレパートリーがどんどん増えていきます。
若い世代のカルチャーを、理解あるふりをして取り込むという行動そのままなのでは、と一瞬思ったけど許してほしい。単純に、好きな人が好きなものは同じように自分も好きになるのは仕方ないじゃないか。
そんな感じでおとちゃんの影響でいろんな事を考えている私ですが、何が私をそういう行動に駆り立てるのか、自分でもよくわかりません。
おとちゃんにはなんかこう…内に秘めたエネルギーみたいなものを感じます。それが私の中の何かを刺激するのだ。
おとちゃんを知ったのはASMRを聞いていて、辿り着いたのがきっかけです。私はそんなにASMRを聴き込んだ猛者ではないので、他の方と比較してどうこうとは言えないんですが、最初からなにか感じるものはあった気がする。
どこがどうというわけではないんですが、ASMRとして無難なつくりをするならあんまりこうはならない気がするところとか、聴き終わった後になんか気持ちというか魂のこもったASMR聴いたような気になることがあるところとか、少なくとも私にとっては羽衣おとちゃんは別格な存在です。だからこそ私の推しなのです。
おとちゃんのことを知るたびに味わいが増す、私のお気に入り動画のひとつです。
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