11月3週目 予想
💣をつけているのは穴馬。
土曜
東京2R
ジュンアサヒソラ
前走は向かい風で上がりが出ない環境(オールカマーDay)の中、L2F10.9-11.1を記録。急坂NGの血統を考えてもかなり評価できる内容。
東京7R
ノルドヴェスト
2走前おかしいよ。ルヴァンスレーヴの下で血統も良い。
ホウオウフェイント
前走は12.35-10.85-11.7-12.65-13.05-12.4-12.0-12.7とハイペースの中緩みという一番苦しいラップ。高木調教師はウシュバテソーロなどを手掛けた名トレーナーで、間隔2~15週(連闘と4ヶ月以上の休み明けを除く)での成績は近10年で96/93/95.8と抜群。府中の直線で相手を引きつけてから突き放した未勝利の勝ちっぷりは、同厩舎のワープスピードを彷彿とさせた。
東京12R
💣ジェムステート
近2走の末脚抜群。爆発力のある走法。
グラヴィス
好走法の超良血馬。近2走は苦手の右回りや矢作厩舎の休み明けで度外視可能。調教内容から、ここは完全に取りに来ている印象。
?ボルケーノ
追い切りはラスト失速しているが、これは併せたファイアンクランツが追いつくのを待ってのものなので気にしなくて良い。ただ折り合い難は相変わらずっぽいのでどうかなぁ。
京都4R
ルージュシークエル
同父のショーマンフリートの進化版のような走法。スワーヴ産駒なので距離短縮&大箱ワンターンは絶好の舞台。出資者情報によると、前走は夏負けの影響もあったよう。カムニャックがアルテミスSで凡走してくれたお陰で、美味しいオッズで買えそう。
京都10R 近江特別
ハーバーライト
前走は夏負けの影響、2走前も調教から状態イマイチ。3走前はゲートで躓いて出遅れ&4コーナーで大外に振られる不利。今回は1週前にCWでL1F11.5を記録しており、4走前ぐらいの状態にはある。
💣ミヤジシャルマン
1,4走前は休み明け、2,5,6走前は使い詰めという言い訳ができる。3走前は4コーナーでの進路取りの差はあれど、カズペトシーンと良い勝負。7走前にはドゥラリジリエントの2着に来ているし、3,4着馬もその後勝ち上がり。エピファ×ディープに2代母がCarleon、Rivermanを持つ欧州芝中距離血統なので、京都は合うし距離延長もプラス。
京都12R
ブエナオンダ
春とは走法がガラり一変。Sir Gaylord≒Secretariatの(6×7)×6で京都は合う。近親のオーサムフェザーやショウナンバシットを見ても距離延長はプラスだろう。
日曜
東京8R
ウェットシーズン
良馬場の府中マイルで(走破タイム)≦1:37.9かつ(レースラップL2F)≦23.4かつ(レースラップL1F)≦11.7を満たしたのは、近10年でドゥラレジリエント、アッシュルバニパルと本馬のみ。しかも前走は去勢明けで状態イマイチ。
コブラ
跳びが大きく、どう見ても府中マイルの馬。3走前日野特別は内で包まれて踏み遅れ、4走前は「最後は馬が飽きていた」とのこと。7走前はタマモロックと僅差の競馬で、L2Fは11.70-11.75と非常に優秀。
東京9R 赤松賞
レイユール
前走のL1F10.7秒は、4コーナーの下り坂で惰性をつけてのものではなく、直線で内を捌いてのものなので値打ちがある。シックスペンスの新馬戦も同じような内容で、当時2着馬に乗っていた松山が勝ち馬を「相当に強い」と評価していた記憶。ちなみにL3Fはシックスペンスが12.3-11.2-10.8、レイユールが12.2-11.4-10.7。
東京10R 秋色S
💣ベルクレスタ
SSの影響が強いドゥラメンテの産駒は基本的に追走力に乏しい傾向があり(ルガルはStorm Catの影響が非常に強い)、実際芝×2勝クラス以上では1500m以下が7.8/16.3/22.7なのに対し、1600m以上が11.4/22.6/32.3と差は歴然。本馬も例外ではなく、1400m戦では追走負けしている印象。マイルのレースについて過去振り返ると、5走前の三年坂Sはスローの中、直線で馬場の悪い内を通って差す競馬。6走前長岡Sは新潟外としては珍しく、3~4コーナーでラップが緩まなかった。結果そこで内を通した馬が上位を独占しており、本馬は外々を回っていたので最後は脚が鈍って当然。7走前白川郷Sは重馬場が合わなかった。右手前が好きな馬なので、左回りの府中も合う。
東京11R 霜月S
タイセイサムソン
前走の武蔵野Sはゲート一息も、そこから押して(2F目10.65)ポジションを取りに行ったのが敗因。欧州芝中距離血統なので、ダート短距離では基本的に追走力不足で、これは一番やっちゃいけないパターン。更なる距離短縮の今回は差しに構えてほしい。ただ'22コールドムーンSを見ても、揉まれるのは得意ではないので、その辺りは鍵になる。
ベジャール
前走は久々の右回りが影響したか。2走前の欅Sでは揉まれる競馬にも対応。状態がイマイチな中、直線で進路を切り換えて内に切れ込みながら3着に来たのは評価できる。例えばフルムとかと比べると、1ランク上の馬だと思う。
東京12R
エールレヴリー
アスクセクシーモアの上。ストライドが大きく東京1400がベスト。前走はL1F10秒台の脚を繰り出すも届かず。2,3走前はモタれ癖ゆえに馬群を捌くのに苦労している感じで、府中で外からスムーズな競馬が出来れば。
💣スティルディマーレ
去勢明け2戦目。直近の芝レースはサウザンサニーが2着のハイレベル戦。本馬は12.55-10.6-10.95-11.5-11.65-12.15のラップを刻みながら、3コーナーから4頭分外を回す競馬。大跳びのロードカナロア産駒で、東京1400はドンピシャだろう。
京都7R
ペンナヴェローチェ
どう見てもダート。陣営は今まで何をしていたんだ。
京都8R
タカネノハナコサン
予想オッズ23.4倍はチョけた馬名も加味してのものなのだろうか。
京都9R 比叡S
オールセインツ
走法から平坦大箱向き。母がノーザンテーストの2×4などHyperion色の強い血統で、入りはスローが良い。前走神戸新聞杯は馬場もコースもラップも合わなかった中で4着と健闘。
インザモーメント
京都新聞杯は終始折り合いを欠いていたし、さらに4コーナーで挟まれたことを考えると上々の内容。
リビアングラス
前走は馬場の悪い内を走る不利。2走前は太め残りに加え外々を回る不利。5走前日経新春杯は田口貫太の異次元の騎乗の前になすすべなく。6走前グレイトフルSは中山でコーナー加速できなかったことが敗因。弟に負けてられない。
京都10R グランアレグリアC
💣ガラパゴス
父ミッキーアイル×母父米国血統はダート短距離で優秀。先日京都1400でOP勝ちを収めたライツフォルも父ミッキーアイル×母父エンパイアメーカー。銀蹄Sの上位陣は皆優秀。Bold Rulerの7×5を持つので京都は合う。
京都11R マイルCS
チャリン
2走前ムーンランドロンシャン(重馬場)のレースラップは63.3-35.45。本馬は1000m地点を悠々1.5秒遅れで通過し、逃げ馬に逃げ切りを許した形。届ボ案件で、むしろ1馬身差まで詰めていたのは相当強い。母がRound TableやSecretariatを内包している通り、ロンシャンの高低差10mの下り坂もこなした。
3走前ジャックルマロワ賞のラップは38.3-60.74-71.91-82.83-94.02(後半5F:22.44-11.17-10.92-11.19)と斤量60kgを考えても非常に優秀。
5走前ロッキンジSのレースラップは14.75-11.29-11.04-11.05-11.12-11.34-12.00-12.86というハイペース。1610m戦なので、テンの1Fは日本換算で14.75-1.4-12/20=12.75秒程度。本馬は2馬身差の2着に入り、3着以下は大きく引き離した。血統的にはスプリンターなので追走力は問題ないし、欧州のタフな馬場もこなしているので逆にスタミナ負けすることもない。
「参考レース回顧」の通り、今の日本のマイル路線のレベルは低調なので、間違いなく地力は抜けている。ちなみに、追い切りのL1F12.2秒は大嘘なので気にしなくて良い。実際は10.9前後。
オオバンブルマイ
ディープ×Storm Cat配合に2代母がサクラバクシンオー×アジアンミーティア=Unbridled's Song。京都外回りを走るために生まれてきた血統と言っても過言ではない。マイル実績は3歳春で止まっているが、馬体重を見ると当時とは別馬になっているのは明らか。伸びやかなストライドで走る馬が(直線追い風とは言え)洋芝の札幌でL1F10.7秒を記録している時点で、G1級の能力なのは確定している。
💣レイべリング
血統と走法や前走のレースぶりから、能力は優に重賞級。前走あのペースで気持ち良く走って、今回馬群で折り合いがつく確率は極めて低いので、逃げることを勧めたい。調教時計からゆっくり走ること自体は不得手ではないはずなので、周りの出方次第でスロー逃げは可能。
京都12R 壬生特別
チュウワダンス
前走は札幌でL1F10.9秒。母キラモサは
Mill Reef(Never Bend(~Nasrullah)×Princequillo),
Tell(Round Table(~Princequillo)×Nasrullah),
Sir Tristram(Sir Ivor(~Sir Gaylord~Princequillo)×Round Table(~Princequillo)),
Straight Strike(Mr. Prospector(~Nasrullah)×Never Bend(~Nasrullah))
を持つなどナスキロに富んでおり(クロスで言うとNever Bendの6×5とRound Tableの6×6)、京都は向くはず。近2走は札幌1500でどう見ても忙しかったので、外回りの1600に替わるのもプラス。
ジャスティンアース
2走前は折り合いを欠いていて、前走は1コーナーで不利を受けていて度外視可能。Storm Catクロスの京都バフあるよ。
💣ビップジーニー
前走はハイペース先行に加え、直線で内にもたれるのを修正しているところで後続に一旦捕まえられるも、そこから再度引き離す強い内容。母がSecretariat、Habitat(~Sir Gaylord)、Mill Reef(Never Bend×Princequillo)を持ち、父サトノアラジン(ディープ×Storm Cat)との間にSecretariat、Sir Gaylordのクロスを持ち、Somethingroyalの多重クロス。京都の鬼。
福島11R 福島民友C
揉まれ弱い逃げ先行馬が非常に多く、そうでない馬を見つける方が難しいぐらい。激流は確定しているので、差し馬を狙う。
💣ケイアイロページ
元々は1800ベストだったのだが、一時から競馬で止めてしまう面を見せていた。苦肉の策で距離短縮をした結果、集中力が保って功を奏した。そういった経緯での距離短縮なので、流石に1200は忙しすぎる。今回は久々の中距離で、確かに再び止めてしまう確率は一定程度あるが、それでも穴なら狙う価値はある。