踊ること、表現
私は3歳の頃から踊りを始めて、
人生のタイミングに合わせてやめたり、また始めたりを
繰り返してきました。
踊りの種類でも、特にバレエが好きで
ゆっくり身体の伸びていく感じや
じんわり熱く、芯がある中で フッと力を抜く動きが
気持ちよくて好きです。
小さい頃は『ロイヤルバレエスクールダイアリー』という本を読み漁っていて、
そういえば最近バレエ小説読んでないなあ、読みたいなーと思って見つけたのが
恩田陸さんの『spring』。
もともと恩田陸さんの小説は好きだったので、
どんなバレエ小説なんだろう!とわくわくして
手に取りました。
ページ下にパラパラ漫画でバレエダンサーが動く仕様や、
栞の特典も可愛い!
男性の天才バレエダンサーの物語、
表現すること、世界を知ること
踊りというのは何かを伝えたり、共感しあったり、胸を熱くする・させるもので
世界の共通言語だなと。
映画でも踊りがメッセージとして使われることが多いですが、最近みた中だとアルジェリア映画の『裸足になって』が印象的でした。
無音の中での踊り、怒り、希望、やるせなさ
感情を全力でぶつけるダンスは圧巻。
社会人になって、なかなか踊れていなかったけれど
やっぱり恋しくなってまた最近
バレエスタジオに通い始めました。
この歳になったら気恥ずかしくて迷ったけど、
レース付きのレオタードを購入。
着てみると、身体が すーっと切り替わる感じを
思い出して。
忙しない毎日だけど、この時間だけでも
自分の身体とゆっくり向き合って
音楽に身を任せる贅沢を味わいたいと思います。