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SA-PM910DVDのジャンクを購入!
みなさんこんにちは、しーしーです。今日はジャンクで購入したPanasonicのSA-PM910DVDとSDカード関連の話です。今回はかなり長くなります。また現時点での情報になるのでその辺はご理解ください。
Panasonic SC-PM910DVDジャンク
まーたまたハードオフで買っちゃいました‼️
型番は「SA-PM910DVD」
本機はCD / DVD / MD /TAPE / SDなどの幅広い音声媒体しているようだ。ジャンク理由は具体的には書かれていなかったが、CDは再生したと書かれていた。そこでハードオフで動作確認を行なった。記載の通りCDは問題なく再生した。一応MDも試してみようと思い店員からMDを借りて挿入してみました。なんとこれが再生出来ちゃったんですよね。(この時はMDシステムが動作していて喜んでいましたが少し勘違い?をしていたようです。)まぁSDは認識するだろうと前提に、TAPEは使わないのでスルー。
記載にはなかったがリモコンが付属していなかったので諦めていましたが、適当にリモコンのジャンク箱を漁っていたらそれっぽい何かを発見!型番を画像で検索したら見事本機と合致しました。
早速家に帰って再度動作確認をします!
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↓帰宅
自宅に到着したので動作確認がてら簡易清掃を行います。まずスピーカー掃除から行いました。かなり埃があったので大変でした。あとは軽くウェットティッシュで拭き上げました。
音
ハードオフの動作チェックの時から音はいいなと思っていたのですが、家で聞くとそれの倍いい音がしました。
・ウーハーをデジタルアンプ駆動させる、新開発の「ハイブリッド デジタル バイアンプ」を採用。S/N比90dBの低ノイズを実現して、大音量でも歪みの少ない音楽が楽しめます。
・100kHz再生に対応する「スーパーソニックツィーター」を採用した3ウェイ 3スピーカー構成。DVDオーディオの繊細で量感溢れるサウンド(サンプリング周波数192kHz・ 再生信号88kHz)もそのまま再現できます。さらに音(空気)の流れをスムーズする「アドバンスド ダウンポート」を新採用。よりクリアな迫力が得られるうになりました。
・MDやWMA/MP3はもちろん、DVDビデオやDVD-RAM/DVD-Rも より自然で豊かな音質で楽しめる「マルチ リ.マスター」を搭載。さらに、SDオーディオ(AAC)も ハイクォリティに再生する「AAC リ.マスター」も採用しました。また新開発した「H.BASS」回路 により 低域部分を仮想再生、コンパクトなスピーカーで驚きの重低音を楽しめます。
※(Panasonic ニュースリリース引用)
これらの特徴のお陰で現在でも戦える音質になっています。
特にボーカルが綺麗に出ますね。特に女性ボーカルだと前で歌ってるんじゃないか?って思うくらい綺麗に出てます。
低音もH.BASSを使用しているのでイコライザで無理矢理出してる感はなくかなり自然かつ深みのある音を奏でてくれます
スピーカーの話になってしまうのですが、このスピーカーには「スーパーソニックツイーター」が搭載されています。100KHzまで再現できる優れものです。
日本オーディオ協会の基準は満たしているようです。一応Hi-Res的な感じなのかな???
「バイアンプ」「バイワイヤリング」「ハイブリット・バイアンプ」「Mutli Drive Bi-Amp」などもあるようね。ちなみに以前SA-PM50MDを持っていました。こちらも当然ハードオフで購入したのですが、何よりこのデザイン、なんか近未来感あってカッコよかったなー。売ってしまったのが悔やまれます😅
機能
このモデルはCD / DVD / MD / SD / TAPEが備わっています。時にDVDってのが珍しいですよね。DVDが視聴できるコンポってあんまりないんですよね。しかもPanasonicとMicrosoftが共同で開発したDVD-RAM Audio / Videoに対応しています。具体的な特徴ですがDVD-RAMを使うと曲の情報を格納できたり、ビデオのサムネイル表示、プレイリスト管理、などが出来ます。もう失われた技術ですね。当時の人はDVD-RAMを使っていたのでしょうか?
なんとこのコンポはHDCD、DVD Audioの再生に対応しています。HDCD、DVD Audioとは?という方に簡単に説明をするとCDを超える音質が楽しめるディスクです。正確に言えばHDCDは16bitを20bitへ拡張、88.2/96kHzの2つの仕様。
DVD Audioは192KHz 24bit、民生用ハイレゾリューションオーディオ媒体の最初期の規格であるようです。まぁもちろんCDプレーヤーでは再生出来ませんが、DVDプレーヤーなら再生できます。
マルチ リ・マスターとういう音質向上機能が備わっています。この機能を使用するとCD音源がアップサンプリングされてより高音質で視聴できるようになるのです。まぁSONYで言うDSEEと同じかな?
CD 44.1KHz
↓
マルチ リ・マスター有効
↓
176.4KHz又は88.2KHzへ拡張
![](https://assets.st-note.com/img/1733727261-Uuv7jeXHVCQtzBhrlWg1Myq9.png)
これ数値だけで見ればHi-Resオーディオ基準は満たしているんですよね。プラシーボ効果説もありますが、マルチ リ・マスターを有効にすると若干高音が伸びるようになり、ボーカルがより透き通るようになりました。でもパッと聞いたら大差ないですね。
まぁ言うなればこいつはHi-Res Audio再現可能コンポって感じですかね笑
こんなに高性能なコンポだなんて知りませんでした。
使用感
音は抜群にいいですが、動作と操作性に難ありです。まず動作ですがファンクションを切り替えた時に多少待たされるんですよね。それがディスクをチェック、読み込んだりしてるようではなく単に処理をしているように見えます。実際どうなのかわかりませんが。あとは操作性です。このコンパクトなリモンに必要な機能を全て注ぎ込んでいるので操作に慣れるまではかなり難しいです。僕も初見では音質の設定にすらたどりつけませんでした。音質設定に移動するにはリモコンのSHIFTボタンを押しながらH.BASSボタンを押すことで音質設定画面に移動できるといった特定の設定などは特定のキーを押しながらではないといけないんですよね。これは慣れが必要ですね。
何気にSDカードスロットが便利です。PCで曲を管理してそれをSD転送してコンポで聴く。ビットレートは256kbpsで、コンポ上ではリ・マスターが働いているのでそれほど音質は悪くありません。専用ソフトを使用しているので曲のデータが入ります。このコンポは漢字表示ができないので自動的にカタカナに変換してくれます。地味にありがたい機能です。
終わり
SDに曲をドラックアンドドロップで転送できれば最高だったのでしたが時代的にSD Audioとか言う著作権保護機能がコンポに搭載されたためそう簡単にはいかないんですね。まぁ要するに今更使ってる人は非常に少ないと思います。でもここまで楽しめたコンポは久しぶりでした。今まではSONYのコンポが一番だと思っていましたがPanasonicもかなりいいですね!また機会があれば購入したいです。