私小説的 幻想小説 ぬゐくんとるゐちゃんの物語り ラストエピソード
みなさん、ごきげんよう( ´ ▽ ` )ノ✨
ぬゐくんとるゐちゃんの物語り、ラストです
ふたりは久しぶりに一緒に本を読みました。
もちろん本は"銀河鉄道の夜"
カリンバでるゐちゃんは、宮沢賢治が作った歌のメロディーを奏でました。
お世辞にも上手いとは言い難いぬゐくんの歌声、窓から指す陽射し、子どもたちが外で遊ぶ声。
あぁ、こんなことを幸せというんだろうなぁ、と、るゐちゃん、ぬゐくんは思いました。
カリンバを爪弾く天使を見ながら、やがてふたりは眠気に誘われ、手を繋ぎながらおひるねをしました。
次に目を覚ました時に、ぬゐくんのミサンガが切れていたこと、るゐちゃんはカリンバの紐が絶対に切れないように補強していたことはナイショです。
ふたりが目を覚ますまで、そっとしておきましょうね。
そして、ふたりが血の繋がらない同士だったことも。
るゐちゃんが産まれた2週間後にぬゐくんは産まれ、つまり別々のお母さんから産まれたこと
誕生月が違うので、るゐちゃんのほうが1歳上のお姉さんだったこと。
ナイショ、ナイショ。ナイショだよ。
終わり
読んでくださりありがとうございますペコ
またお会いできればうれしいです✨