私小説的な 幻想物語り ぬゐくんとるゐちゃんの物語り Part4
みなさん、ごきげんよう( ´ ▽ ` )ノ✨
ぬゐくんとるゐちゃんの物語り、Part4です
ぬゐくんの夢はるゐちゃんとふたりで暮らすこと。
るゐちゃんの願いもぬゐくんといつも一緒にいること。
だったのに...。
お別れの前の夜、ふたりはるゐちゃんのベッドで一緒に眠ることを許され、ふたりは今までのこと、楽しかったこと、いつも一緒だったこと、一緒に本を読んだこと、などを話し合いました。
るゐちゃんはぬゐくんに、カリンバを首からさげるためにあんだ毛糸のあまりで、ミサンガを作ってぬゐくんのうでに巻きました。
おそろいだよ笑 たとえ遠くはなれても、双子のあたしたちの"たましい"はずーっとずーっと、一緒だよ
と、ぬゐくんの手をにぎりました。
ぬゐくんは口をへの字にしてしばらくだまっていましたが、やがてどんどんと熱くなる目に耐えられず、瞬きをすると、涙がこぼれてしまいました。
それからはとまらず、どんどん涙が出てきて、
ついにはこどものように、わーんわーんと泣きだしました。
るゐちゃんはぬゐくんの頭をなでながら、ずーっと
ぬゐ、大丈夫だよ、あたしたちは大丈夫だよ
と、一晩中、なぐさめ続けました。
以下、次号
読んでくださりありがとうございますペコ
またお会いできればうれしいです✨