私小説的な 幻想物語り ぬゐくんとるゐちゃんの物語り R18 Part2
みなさん、ごきげんよう( ´ ▽ ` )ノ✨
ぬゐくんとるゐちゃんの物語り、Part2です
みんなの"お母さんのようなひと"は、とてもやさしかったです。
ほんとうのお母さんのことはよく覚えてないけれど、このようなひとだったのかなぁ?と、考えたりもしました。
でも、だとすると、ほんとうのお母さんのように、僕たちもいつか捨てられるのかなぁ?と思うと、ぬゐくんは怖くなって、ふとんをかぶってぶるぶるふるえていました。
るゐちゃんはシセツに来てから、とても元気になりました。
ごはんをもりもり食べて、お外で元気に遊んで、時にはぬゐくんとふたりで窓べで本を読んだりしました。
ふたりのお気に入りは"銀河鉄道の夜"です。
どちらがジョバンニで、どちらがカムパネルラかを笑いながら話しました。
僕はサソリだな
ぬゐくんがそう言うと、
るゐちゃんは笑って、
そしたらお星さまになって、みんなが道に迷わなくなるね!
と言いました。
そしてふたりは、ガッコウへ通うことになりました。
るゐちゃんはカリンバという楽器がお気に入りで、首にかけて持ち運べるように、毛糸であんだひもをつけて、ふたりはカリンバを弾きながら、歌いながら、ガッコウに行きました。
お父さんにはナイショだよ、カリンバ取られたらこまるから、とるゐちゃんは笑って言いました。
ふたりの肌の色は、みんなとは少しちがい、そのことでからかわれて、時にはケンカになることもありました。
でもるゐちゃんはニコニコ笑って、
パンケーキみたいでステキな色でしょ?と言い
そんなるゐちゃんを見ていたみんなは、やがて、クスッと笑いだし、あはは!とみんなで笑いあいました。
ぬゐくんはそんなるゐちゃんを見て、
妹なのに、すごいなぁ、
と感心しました。そしてぬゐくんは、そんなるゐちゃんをよりいっそうに守りたいと思いました。
以下、次号
読んでくださりありがとうございますペコ
またお会いできればうれしいです✨
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