やっぱり見えていないんだな・・・と思う瞬間。
盲目整体師の高野をサポートしているささきです。
改めていいますが、高野は「全盲」です。
一ミリも見えていません。
が、、整体院内など、普段慣れたところにいると
それほどサポートの必要もなく、
高野は器用なので、要領をつかむのも早く、
目が見えなくてもできることであれば、
自分でやってしまいます。
そのため、
「見えているのでは・・・？」と
思われることもあります。
（高野の場合、目👀はぱっちり開いているので）
そして、なぜか私も
高野が見えていないことを、
うっかり忘れることがあるんです！！
たとえば、Zoomの打ち合わせのとき。
設定して、高野を呼び、
パソコンの前の椅子に座ってもらったあと、
思わず「見える？？」と聞いてしまったことがありました。
「見えないよ！！」と返事が返ってきました。
そりゃそうだ・・・・。
見えていないことを失念しておりました・・・。
それぐらい、ナチュラルに生活しているのです☻
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先日、広島市精神障害者ソフトバレーボールチームの
整体トレーナーとして島根県に同行したときのこと。
チームの方たちと一緒に、
ホテルのコンパクトなシングルルームに二泊しました。
ホテルの宿泊は、実は意外と楽勝で、、
部屋の中の配置や、コンセントの位置、
洗面所がどうなっているかを説明したら、
あとは私のやることはありません。。
高野はとても几帳面なので、
明日着る洋服、洗濯ものなど、
きれいに仕訳して
ハンガーにかけたり、カバンに入れたり
棚の上に置いたりして
自分でわかるようにしています。。
あとは、
整体施術のサポートがあるとき、、
出かけるときに部屋に迎えにいけばOKです。
ホテル暮らし（というほどでもないですが）の
3日間、特に問題もなく、、
3日目、
閉会式が終わったらもう広島に帰る、という日の朝。
当然、すべての荷物を持って出ます。
高野の部屋に迎えにいくと・・・
準備万端、荷造りをして
リュックを背負って待っていました。。
し、か、し、
ひとつだけ忘れ物が！！
入口のところにある洋服掛け、
それには初日に着てきた
コンバースの上着が！
ハンガーにかかって揺れていました・・・。
大会中はお揃いの「Hiroshima」赤ジャージなので、
二日前着てきたもののことは忘れてしまっていたのでしょう( ；∀；)
目が見えていれば、必ず気づく場所。
やっぱり見えていないんだな～と
当たり前のことを思った瞬間でした。