盲目整体師のよくある間違い
全盲の整体師、高野を日々サポートしているささきです。
今回は視覚障がい者の方だからこそ、
起こってしまう「間違い」について書いてみたいと思います。
視覚障がい者の方が頼りにしているもの
・・・それは「音」!
高野はパソコンもスマートフォンも使いこなしますが、
すべて音声で聞いて、
キーボードなどで入力していくのです。
音声を頼りにしていると起きること
メールの返信なども、音声を聞きながら入力していきます。
すると、何が起きると思います??
そう、「誤字」。。
でも目が見えていても、
変換ミスで「誤字」になってしまうことってありますよね。
ただ、気がついて直したり、
「漢字どっちを使うか迷ったのかな~?」って
思うぐらいのことが多くないですか?
高野の場合はこうです。
「知人がお母さんの要塞の部屋を貸してもいいって言ってくれたから見学にいこう」(君の知人のお母さんは秘密警察かなにかなのか?)
「(会社員時代)14時まで仕事をしたら代謝をしていいと言われたよ」
(細胞の入れ替わり?)
「それにしてもあっという間に空きが来そうだね。すぐ冬だから早く感じぬね」(ひらがなも間違っとる)
「(ごみ捨てを頼んだら)捨ててきたよ。老化がすっきりしたよ!」
(それは廊下だ)
「14時過ぎに出るからカヤ目に着くよ」
(もはや存在しない単語)
漢字が違っていても、大体は文脈から把握できるので良いのですが、
たまに解読困難で、1回読んだだけでは首をひねってしまうものも・・・。
本人はあまり気にしてなさそうなので、、
ブログなど表に出すものは
私が検閲をかけることにしました。
「これニュースレターに載せて」と送ってきたメールには・・・
「また細菌では〇〇に出向き、見学をさせていただきました」
・・・そっと「最近」に直したのでした。