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デッキ紹介:ファーニマル暗黒界

地球上の決闘者達よ!私だ、グラファだ!!

※海外の公式サイトにてグラファが使用していた挨拶


 というわけで今回からはとりあえずレシピ紹介でもしようかなぁと思います
 一発目に何のデッキにするか悩んだのですが、とりあえずフリーとガチの間くらいのコンボ性高いデッキ、かつ個人的に結構気に入ってるデッキから行こうと思い「ファーニマル暗黒界」をチョイスしました

 パッと見ではあまり関連性のない2つのテーマであり、これらを混ぜたデッキの聞き馴染みもあまり無いかも知れせん
 ですが、ファー二マルは手札を捨てる効果をテーマに2つ内蔵しつつ、悪魔族モンスターもおり、さらにドローも大量にできるため一度動き出せば気持ちよく暗黒界できるようになります。
 回り出すと1ターンに軽く10枚くらいはドローできるので、ドロー大好き暗黒界の入門にピッタリかなと思います

たくさんドローできるとうれしい

 またこのデッキのシナジーポイントとして、暗黒界の登極でほとんどの融合モンスターを出せるというものがあり、登極を実質デストーイ・フュージョンの上位互換かのような使い方ができますので、ぜひ覚えておきましょう


デッキレシピ

とりあえず、まずはレシピから。
暫定レシピでは、ある程度フリーとガチの中間あたりのパワー?くらいを想定しています

もう少しガチに寄せるために誘発を入れる!などプレイ環境に合わせたカスタマイズをしてもいいかなと思います

軽くカード解説

暗黒界のカードは大体解説してあるので、ファーニマル側の方を少し


ファーニマル・ベア

最強初動の片割れです

 このカードでトイポットを伏せることで、墓地にファーニマルを1枚置きつつトイポットに触れるため、ウィングの準備が整います
 効果はいずれか一つしか使えませんが、墓地の融合を拾う効果も終盤に融合が枯渇した際などに稀に使うことがあるので覚えておいて損はないです


ファーニマル・ウィング

最強カードです

 まずはトイポットでこのカードをコストにしてガチャをすることを目指しましょう。ガチャが当たった場合手札が物凄く増えます
 手札が怪しい際にこのカードを通常召喚してリンクリボーに変換しないと動けない動きがあるので、頭の片隅にでも置いておいてください


トイポット

 どこから墓地に行ってもファーニマルやシザーをサーチしてくれ、同名ターン1の縛りもないハイパーカードです
 愚かな副葬から落としても他のトイポットのがチャから捲れても強いです
前半の「手札を1枚捨てて発動できる」は流石に手札コストなのですが、後半の「違った場合、そのドローしたカードを捨てる」は手札に加えた上で捨てているため、暗黒界の効果がしっかり起動してくれます。ファーニマルが捲れても暗黒界が捲れても美味しいので、思ったよりはアタリの多いガチャとして期待できるでしょう


ファーニマル・ドッグ

ファーニマルの万能屋さん

 最強初動の足りない方を持って来ながらデュガレスやリンクの素材になる役割がほとんどです。可愛い見た目に反して打点も優秀
 墓地からの特殊召喚等ではサーチ効果を使えないのに注意


ファーニマル・ペンギン

 このデッキにおける最強のシナジーカード。手札が鬼のように増えます

 展開効果も持ち合わせておりレベルも4と、隙がなさすぎるパワーカード
 このカードの効果を如何に起動していくかもポイントのひとつなので、エッジインプ・サイズの効果を駆使しながら往復でバンバンドローしてアドを稼いでいきましょう


ファーニマル・キャット

 サーチが余った時に持ってくるリソース要員、もしくは逆に手札がギリギリすぎてタイタニックだけでお茶を濁さざるを得ない時に無理矢理2回融合するために持ってきます

 終盤ならベアーが融合を拾ってくれるので、ピンで入れておけば便利かなといったカードですね


ファーニマル・ドルフィン

書いてあることは凄く強いカード
 エンジェルを落としながらトイポットを用意できます
 ただしトイポットは墓地にある必要があり下準備なしで初動とは言えないため、リソース要員ないしランク4要員としてピンで入れておくのがちょうどいいのかなと思います

 融合素材になった際の効果は基本的におまけかなというイメージですが、パッチワークが撃てなくなった際に重宝する事がなくもないので一応知っておくと良いことがあるかなと思います
 ペンギンと同じく☆4水なので、つよい深淵に潜む者にもなれたりします


エッジインプ・シザー

 デストーイ融合モンスターの素材の片割れ。こいつがないと出せないモンスターもいくらか居ます

 他のエッジインプと比べて、ファーニマルをサーチしようとするカードが「ファーニマルまたはエッジインプ・シザー」と指定してる事が多く、持って来やすい便利なエッジインプでもあるのでエッジインプが足りない際にはよく無理矢理持って来てます

 また、墓地から戻ってくる効果の際に手札を1枚戻すコストが要求されてしまいますが、これはトイポットのガチャ効果とシナジーを組むことができ、いわゆる確定ガチャが撃てます。
 それなりに重要なコンボなのでしっかり意識して使えるようになると、いざという時に心強いです


エッジインプ・チェーン

 魔玩具補綴と共に出張される姿をよく見るカード。ややもすると現代で一番有名なファーニマル関係のカードになっている……かも

 リソースが循環する優秀な融合素材にして、融合に触れる手段でもあり、悪魔族であるために暗黒界の門のコストにもなれる、と八面六臂の活躍をしてくれます。私のエクストラデッキには今のところ採用していませんが、こいつが居ないと出せない融合モンスターも居るため、それを採用する場合、チェーンが千切れそうなくらい引っ張りだこになることでしょう
 攻守も低くなく、最悪場に出してなんやかやできる可能性があるのもポイント


エッジインプ・サイズ

 ファーニマル専用の手札誘発とも呼べるカード。非常に高い奇襲性があります

 融合魔法いらずなので2枚消費で融合を行えるうえ、墓地効果で破壊の肩代わりもできるため非常に便利。また相手ターンに融合する関係上、ターン1のありがちなファーニマル達の融合素材時の効果を往復で使うことでどんどんアドが稼げます
 反面自分のターンにはうんともすんとも言わないので、引きすぎると少し困りますがそれを差し引いてもかなり強いカードかなと思います


魔玩具補綴

みんなご存知デストーイ・パッチワーク

 エッジインプ・チェーンとの相互サーチが強力であり、重要なリソース要員兼初動です
 特筆することがないくらい強いカードですが、サーチ先の枯渇だけは注意しましょう。
 その辺のパッチワーク出張と比べ、ファーニマルの場合はリソース枯渇は融合の方に先に訪れることがほとんどだと思うので、意識して融合を節約したり回収したりシザーで一旦トップに戻したり、などの工夫を行いましょう


ロイヤル・ペンギンズ・ガーデン

 パッと見は突然の謎カードですが、しっかりファーニマルペンギンをサーチできる謎のカードです

 手札を捨てる効果のあるペンギンをサーチするカードでありながら自身も手札を捨てる効果があるという、暗黒界のためのようなカードなため、ペンギンを素引きするよりも圧倒的に嬉しいカードです
 カードの発動こそターン1がありますが効果の発動にはターン1がないため、複数並べた際には七星の開門よろしく置いてある分好きなだけ効果が使えてしまうクリエイティブモードになれます


動きの解説

半分くらいのコツは個々のカード紹介に混ぜ込んでしまったのですが、ある程度大まかな動きの指針をつらつらと。

序盤の目標

 このデッキは基本的には融合するデッキなため、まずは融合+ファーニマル+エッジインプを揃えられるように立ち回りましょう。その上で余裕がある場合はファーニマル・ウィングの起動を噛ませられるように動き、手札を増やして安定させにいきましょう。
 ファーニマル・ウィングの効果を起動できれば最終的にトイポットでファーニマルかエッジインプ・シザーを加えられるので、多少形が崩れても狙いに行く方がメリットの多いこともあります。(ただしうららには注意)トイポットのガチャ効果により多少誤差はありますが、ある程度手札が整ってくれるかなと思います。

 ウィングに繋がりにくい手札の場合は、ペンギンを素材に融合することでなんとかウィングを引きに行くのも良いでしょう
 ペンギンはクロシープ等で蘇生して手札から特殊召喚する方の効果も使う事を意識すると展開が伸びやすいです
 この際にレベル4を2体並べられそうな雰囲気がある場合はデュガレスに繋げて2ドローを狙いに行くとよいでしょう。ただし、ペンギンを無理矢理エクシーズ素材にすると融合素材として美味しいカードが足りなくなってしまう恐れがあるので、素材にするモンスターはドッグ、ドルフィン、ゼンタ、2〜3枚目のペンギン、効果使用済みのエッジインプチェーン辺りにするとよいです(ペンギンに関してはエッジインプサイズにより相手ターンに融合素材にする事も意識できるとなお良いです)ただし全く動けなければ元も子もないので、あくまで優先順位としての意識ですね

 また、先攻でペンギンを融合素材にしてドローを狙う際には、タイタニックになりやすいハーケンクラーケンを出すようにしましょう


中盤以降

 中盤(と言いつつ1ターン目の展開の話なのですが)の動きとしては、

トイポットペンギンや暗黒界の効果および融合召喚でモンスターを盤面に並べたら、次は最終盤面的に余りそうなモンスターでスカルデットを組み更にドローを狙っていきましょう(最終盤面のタイタニックに必要な☆8モンスターはなるべく残す。ただしグラファやレインはすぐ出せる可能性も高いので素材にしてしまってもよい)

 後攻で手札に余裕があるorスカルデットがまず通らなそうな状況の際にはリトルナイト等で妨害を踏みに行きましょう

 手札や盤面を整えたらあとは最終盤面に向かって微調整を行っていきましょう。大体タイタニックやマスカレーナのうち出せるやつを出していきます
 さらに暗黒界の登極があるならば、先攻ならグラファやランク8用の8融合、捲りならクルーエルホエールやシザータイガーなどを出すと良いかなと思います

 こうして動かして行くうちに、返しのリソースとして

  • 手札のパッチワークその他の初動および暗黒界

  • 盤面のトイポット、暗黒界の門、ペンギンズガーデン

  • 墓地のウィング及び登極

などのリソースを貯めていき、返しのターンに備えつつターンを渡していきます

その他動きのコツ

モンスターが4体並ぶ時は、大体の場合はタイタニックとかで終わらせずにしっかりスカルデットまで行く方が展開が伸びやすいです(誘発がなさそうな場合に限ります)ただし、デュガレスが出せそうな場合はスカルデットより軽いので優先してみて、ダメそうだったらマスカレーナでお茶を濁す、みたいなのもいいかなと思います

 相手の妨害が見えている場合、または妨害がありそうな場合、手札によって融合召喚を優先するのか、ファーニマルウイングを優先するのかを見極め、止められても良い方を囮にしつつ本命を通していきましょう。
 暗黒回廊やパッチワークなんかは見た目が強烈なため、撃ったらだいたいうららを当ててくれます
 どうしても手数が足りなそうな場合はウィングのドローでワンチャンを掴みに行くために囮にしてもいいかも知れません

おわりに


 汎用誘発こそ入ってないですが、エッジインプサイズによる後攻の不意打ちや高い展開力による捲り能力もあるので、フリーやカジュアルながらもパワーのある戦いをしたい時、ちょっとしたガチ対戦をしたい時などにもオススメなデッキです。ファーニマルも暗黒界も好きな人はぜひ組んでみてください
 また、テーマのカード数も多く改造の余地が大いにあるデッキなので、キル力が足りない!と感じた場合にデストーイ・シザーウルフを足してみたりなど、どんどん自分好みに改造していけるのも魅力のひとつかなと思います
 
文字数も多くなってきましたので、このあたりで紹介記事は終わろうかなと思います。
最後までご高覧いただき、ありがとうございました!


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