中学生時代の音ゲ環境を振り返ろう
※本記事は「KBD合同アドベントカレンダー」という企画の記事となっております。当企画の他記事に関しましてはこちらから↓
はじめに
皆さんこんにちは!
初めましての方は初めまして。KBM1年の庭です。
1年生である私もこの度アドベントカレンダーに出走させて頂くことになりました。KBD関係の記事どころかnoteを執筆することすら初めてですがどうぞよろしくお願いします。
さて、早速今回のブログのテーマが「中学生時代の音ゲ環境を振り返る」という事なのですが、皆さんは音ゲーを始めた時期というのはいつ頃でしょうか?
KBDに入サーするタイミングで始めた人、小さい頃から触れてきた人と色々な人がいるかと思われます。
そんな中でも私は”中学生”という時期に触れ始めた人というのがそれなりに多くいるのではないかと思います。
大体ゲーセンに通いつめる事を始める(許される)のってそのくらいの時期ですよね。
私も中学生の頃はマイバチ持ってチャリ漕いで近くのイオンまで行って、モーリーファンタジーの太鼓の達人やって、フードコートのマック寄ってLポテ貪ってるようなガキでした。(無駄に高い解像度)
AC音ゲでなくても、中学生で多くの人間が親からスマホを与えられた事でモバイル音ゲーを始めたり、youtube等の動画サイトにて音ゲーに出会ったりなど、様々な音ゲーとの付き合いを青春時代からしてきた事でしょう。
しかし、音ゲーの環境というものは私達の無慈悲な成長に合わせるかの如く目まぐるしく変化していきます。とんでもないインフレが巻き起こったり、システムが一変したり、新たな機種がでてきたり……。たった数年の間でももはや別ゲーかのような変貌を遂げるケースもあります。
そこで自分が中学生だった時の音ゲと今の音ゲを比較してみたら、その時代の音ゲ環境を懐かしむ事が出来るし、現環境の音ゲも再確認出来て面白いんじゃね?と思い、このブログを書く事にしました。
最近音ゲーを始めた人に関しては「数年前はこんな環境だったのか…。」という視点で読んでいただければ幸いです。そういう意味でも中学生時代って程よく前の時代ですし。
それでは中学生時代という事ですが、2004年生まれの私(正確には早生まれなので2005年生なんすけど)が中学生だった時代に準ずる事にし、2017~2019年の音ゲ環境を対象とします。つまり4~6年前という事になりますね。
自分より年上の方々は自分といくつ歳が離れているかを考えて貰えれば当時の年齢と照合出来るかと思います。(例えば自分と2つ歳が離れている場合は中3~高2の音ゲ環境という事になります。)
"中学生時代"というタイトルですがあくまで自分視点の話になってしまうので、4年生や院生のKBD部員,OBOGやKBD外でこの記事を読んで頂いている方々(並びにKBDに何故か多い時空が歪んでる方々)は高校生時代やその他の時代になってしまうと思いますが、5年程前の音ゲ環境と読み替えをして頂ければと思います。
それかこの記事を読んでる時だけ僕と同級生になったつもりで読んで頂いても面白いかもしれません!
一応その4~6年前、音ゲ以外はどういう時代だったかを纏めておきます↓↓↓
それでは前置きが長くなりましたがこれから2017~2019年の音ゲ環境に少しだけタイムスリップして貰いましょう。機種ごとに振り返りつつ今の環境とも比較しながら進めていきます。
CHUNITHM
対象ver:CHUNITHM AIR後期~CHUNITHM CRYSTAL前期
この時代の主となるバージョンはSTARとAMAZONになります。CHUNITHMの稼働開始は2015年とこの当時はまだ歴史が浅めであり、且つこのゲームは後2021年の「CHUNITHM NEW!!」にて大幅なゲームシステムの変革が行われたので現環境とかなりの差があります。
細かい要素を1つずつ説明していくとキリがないので個人的に印象的なモノをピックアップしていきます。
・難易度表記が今と違う
現在のCHUNITHMの最高難易度は15ですが、当時の最高難易度は14でした。つまり当時の14=今の15という事です。下の難易度もこれに準じており、当時の13+というのは昇格組等を除けば現環境の14+と同じです。
この難易度表記の変更は「CHUNITHM NEW!!」のタイミングで行われたので4~6年前の環境はそれ以前ということですね。表記変更の詳細は以下の画像の通りです。
また、これに準じて虹レート等のレート表記の違いにも違いがあったという事です。当時はRATING 15.00~が虹レでした。
ほかのレート帯も、現verと幅が結構違ったりします。
今は銅レや銀レは0.25しか幅が無かったり、かなりレートによって幅が違ったりしますが、当時のレート幅は結構均等でした。(下図参照)
(CRYSTAL~PARADISE LOSTは青が廃止になっただけなので省いてます)
過去のCHUNITHM動画を見て難易度表記やレート表記が今と違うように感じるのはこれが原因だった訳ですね。まあこれに関しては最近このゲームを始めた人でも認知度は高いと思います。
また、RATINGとは別のやり込み要素であるOVER POWERですが、こちらはSTAR PLUS (2018/3/8~) から追加された要素となります。つまり僕が中一の頃まではこの要素は無かった訳です。
さらにOVER POWERが関係してくるレーティングポゼッションという指標が追加されたのはさらにそれ以降のAMAZON PLUS(2019/4/11~)からの話になります。中三の頃の話になりますね。
つまり虹ポゼや金ポゼといった概念は僕らが中学生の頃に出来たって訳です。
・銀筐体が当たり前
現環境においてのCHUNITHMでは、大きく分けて"金筐体"と"銀筐体"という2つの筐体が存在します。大きな違いはモニターが銀筐体は60fpsなのに対して金筐体は120fpsな点です。
正直2つの筐体のプレイのしやすさは段違いであり、ゲーセンにどれだけ金筐体が置いてあるかも向かうゲーセン選びの判断材料に大きく関わってきたりしますよね。
そんな金筐体ですが、こちらの筐体が全国のゲームセンターに並ぶようになったのもCHUNITHM NEW!!のアプデからの話です。つまり自分の中学生時代は銀筐体が当たり前だったという訳です。
そこまで当時銀筐体を特別不便だと思ってた訳じゃなくても、もう一回金筐体に慣れてしまうと簡単に後戻りは出来なくなります (高いイヤホン買ったらもう安いイヤホンで音楽聞けなくなるみたいな)。「よく前までこんなやりにくい筐体で普通にプレイしてたな…。」と感じるプレイヤーは多いと思います。
慣れの問題であるとは言えど、銀筐体しか無い時代から理論値詰めを行っていたプレイヤー達は本当に凄いですよね(小並感)。
こうしてみるとCHUNITHM NEW!!のアプデが本当に環境の変化に多大な影響をもたらしています。このバージョンにおける他のアプデは以下のようなものが挙げられます。
・「全国対戦」機能の実装
・「クラス認定」機能の実装
・新難易度「ULTIMA」の登場
・電子決済の対応 (金筐体で使用可能)
・AIR-CRUSHノーツの追加
・スコア評価「S+」「SS+」「SSS+」の追加
・難易度の"+"の内部定数下限が.7から.5に
(ex.難易度13
前 13: 13.0~13.6 13+: 13.7~13.9
現 13: 13.0~13.4 13+: 13.5~13.9)
NEWキッカケでかなり環境が一変した事が分かります。逆を言えば4~6年前はこれらの要素が無かったという事です。
・高難易度譜面のあれこれ
これまで「NEWのアプデすげー!うぇーい!」みたいな記事になっているので皆さん大好き高難易度譜面の話をします。
まずは本記事の対象年代である2017年から見ていきましょう。「CHUNITHM AIR」の終盤ですね。先ほど今の難易度15は14で表されていたと言いましたが、AIRの時点では難易度14すらありませんでした。(※1)
14登場時の話は後で記すとして、という事は13+が当時の最高難易度という事になります。
ただ、その13+の曲数も当時はたったの10曲だけでした。(※2)
(※1) 当時収録済曲で後に14に昇格、現verの15に昇格する譜面は存在しました。ex. 怒槌,パッソ
(※2) 当時収録済曲で後に13+に昇格、現verの14+に昇格する譜面は存在しました。
ex.閃鋼のブリューナク,ブルノイ(←こいつに関しては初出12だし)
時は流れ、2017年2月9日にCHUNITHM AIR PLUSが稼働開始されます。そして2017年7月20日にとんでもない新マップが解禁されます。
デデーーン
はい。お待たせ致しました。新難易度14の譜面が2曲追加される事になりました。「TiamaT:F minor」「混沌を超えし我らが神聖なる調律主を讃えよ」ですね。混沌は今でも定数15.3に鎮座している譜面です。
他2曲の「Devastating Blaster」「Supersonic Generation」も現在の13.9,13.4の高難易度譜面です。
ちなみにこのマップ追加の同日にしれっと「Dengeki Tube」(当時13.8 現14.9)とかいう譜面も追加されちゃったりしてます。やばすぎ。
このverでは13+の譜面が4譜面新たに追加され(上記記載のデバステ,電撃 +神威,Finite) 、14譜面となりました。
それではここからは2019年までフル稼働してたAMAZON PLUSまでに追加された14の譜面を一気に見ていきましょう。
[CHUNITHM STAR]
・World Vanquisher
[CHUNITHM STAR PLUS]
・macrocosmos
・業 -善なる神とこの世の悪について-
(・otorii INNOVATED -[i]3- ※当時13+,現15)
[CHUNITHM AMAZON]
なし
[CHUNITHM AMAZON PLUS]
・Killing Rhythm
・Rebellion
当時視点だと5譜面増えた事になります。(STARにて玩具と怒槌が昇格したので正確には7譜面)
13+もかなりの数増えて、AMAZON PLUS終了時に13+譜面の収録数は43譜面まで増えました。(昇格含め)
2017年~2019年までの間に
14 0→7譜面
13+ 10→43譜面
となったという事です。だいぶ大きい環境の変化となりました。
ちなみにですがこの2019年時点の14と13+の数を
現環境の15と14+で置き換えて比較すると
15: 7→38譜面
14+: 43→202譜面
(2023年12月4日時点)
………………………は?
いやいくらなんでも増えすぎだろ…。
14+に関しては先述の通り区切りが違うとは言え、14.7~14.9の譜面数で考えても現在は133譜面あります。お兄さんびっくり。
やはりどの音ゲーも多少のインフレは不可避なのでしょうね…。
4~6年前の最難関譜面の業に関しても現在同じ譜面定数15.4の譜面は他に5譜面存在します。
中学生時代の高難易度譜面はかなり今に比べると平和だったと言えます。
ただし、初期の方に追加された譜面は今でも各定数帯で猛威を奮っているのも事実としてあります。
また、銀筐体環境や収録譜面の少なさ、単曲レートがSSSの譜面定数+2.0が上限だった事などを考慮すると当時虹レートやその先の高レートを目指すのは今よりも困難だったと言えるでしょう。
CHUNITHMの振り返りは以上となります。
太鼓の達人
対象ver:イエローver,ブルーver,グリーンver
このゲームはバージョンの切り替わりタイミングが大体3月なので新学期の移り変わりのタイミングです。年度で考えることが出来るのでこの記事のコンセプトに丁度良くて助かる。
年表っぽくすると
2017年度(我中1):イエローver
2018年度(我中2):ブルーver
2019年度(我中3):グリーンver
このような感じになります。
尚、グリーンverの次のverがニジイロverとなります。その為ニジイロver前最後の環境がこの2019年度のグリーンverとなります。ニジイロverにてまたゲームシステムが大きく刷新されるので比較していきます。
・選曲画面
当時の選曲画面がこちら↓
これに懐かしさを感じる時代が来て欲しくなかった
僕が懐古厨なだけかもしれませんがやはり太鼓の達人って横スクロール選曲がしっくり来ません?
ちなみに今はこちら↓
縦スクロールになりましたね。
2018年7月発売の「太鼓の達人 Nintendo Switchば~じょん!」は一足先にこの縦スクロール型の選曲画面が採用されています。
ちなみにリザルト画面も
かなり変わってる事が分かりますね。また、ニジイロから「極」や「雅」などのスコア評価要素も加わってます(あんまこれ気にしてる人今でもいないけど) 。
他にもニジイロverでのアプデは判定調整機能や真打モードの廃止、復活連打の廃止(←これめっちゃ偉い)等さまざまですが、特に目新しい変化はUIの変更以外に無かったイメージですね。
・インフレの話
またまた高難易度譜面の話です。結構この時代から太鼓チームは狂い始めます。
2017年度始めまでは太鼓の達人は4凶(Xa裏、ドンカマ2000、双竜ノ乱、幽玄ノ乱)と呼ばれる譜面が猛威を奮っておりました。特に幽玄ノ乱は長い間ボス曲として鎮座しておりました。
太鼓やってない人どころか音ゲーマーですら無い人からも一定の知名度がある有名曲ですよね。
この曲はイエローverの1個前のレッドverまで達人3曲目を4年連続で務めておりました。太鼓の達人の「段位道場」モードにおける「達人」とは最高難易度の称号であり、3曲目とは無論課題曲内のラスボスの立ち位置な訳です。
そんなラスボスを長きに渡って務めてきた本楽曲ですが、2017年のイエローverにてその枠が立ち代ります。
イエローverの十段以降の段位道場解禁数日前にInfinite Rebellionという曲が太鼓の達人に収録されます。これは従来の幽玄ノ乱を黒沢ダイスケ氏がギターアレンジした曲です。(めっちゃカッコイイから是非聴いてね)
この楽曲が新たにイエローverの達人3曲目を務める事になります。この譜面は原曲の幽玄ノ乱より更に物量が増されており、原曲の95連も強化された難関譜面となり、当時のランカー達の前に立ちはだかりました。
また、このイエローver翌年のブルーverから人段位(十段以降の高難易度段位「玄人」「名人」「超人」「達人」を指す)の課題曲の一部を当日公開の新曲が務めるという今でも続く文化が出来始めます。
これは達人3曲目も例外ではありません。
つまり毎年ラスボス級の難易度の曲が追加される事になった訳です。幽玄ノ乱は暫くボス曲お預けという事態になり、且つそのレベルの曲がバコバコ追加されるようになった訳ですね。恐ろしや。
また、ブルーverはダンガンノーツという達人級の難易度を誇る譜面が別に追加されています。本当に達人に収録されるのはまた数年後の話になりますけどね。
そんな沢山の高難易度の譜面が追加された事によりラスボス曲幽玄ノ乱はニジイロ2020ver達人にて2曲目に陥落。
同じく当時の4凶であったXa(裏)は達人の一個下にあたる超人の課題曲候補として公式から発表される等、安定のインフレっぷりを見せております。
やっぱり5年という年月って音ゲー環境をインフレさせるのには十分過ぎる期間なんでしょうか…。
maimai
対象期間:MURASAKi~でらっくす
はい。maimaiというゲームが「maimai でらっくす」という大きな転換点を迎えたのがこの年の話になります。私が中3の夏の話です。(2019年7月)
逆にでらっくすになってからもう4年半も経ったのか…。と感じる方も多いのではないでしょうか。maimai初代~maimai FiNALE(でらっくす前最後のver)の期間が7年程だったので、もう後2年半ででらっくすの稼働期間が旧バージョンの稼働期間を追い越します。時の流れって怖いね。
でらっくすより前の時代をあまり知らないという方もいると思うので紹介しておきます。
現在の「maimai でらっくす(以下、でらっくす)」以降のこのゲームの雰囲気ってどこぞとポップな感じがありますよね。公式キャラも「でらっくま」と呼ばれるマスコットチックなキャラが採用されています。
ですが、でらっくす以前のmaimaiはこんなポップなデザインでは無く、美少女等がメインキャラとして採用されたオタク音ゲーっぽい雰囲気をはらんでいるゲームでした。
また選曲画面に関しては太鼓の達人と逆で、でらっくす前は縦スクロール、でらっくす後は横スクロールになりました。
FiNALEとでらっくすって1年しか変わらないですから、UIという面では大きな刷新があったと言えますね。
また、ゲーム面でも大きな変更がありました。「TOUCHノーツ」の追加ですね。これが実装されてる譜面をでらっくす譜面と言ったりします。
またでらっくす以前までHOLDノーツの終点判定が存在してたのが、でらっくす以降は押したままでもPERFECTとして拾われるようになりました。これによって易化した譜面も一定数あるとか無いとか。
・曲の話
またまた高難易度譜面の話です。今のこのゲームの14+と15は当時の13+と14になっていますが(CHUNITHMとほぼ同じなんで細かい説明は省きます)、今の14+はでらっくす以降に追加された曲が結構な割合を占めています。
現在、14+の44譜面の内25譜面はでらっくす以降に追加された曲ですね。(2023年12月4日時点)
意外に少ない…?
でらっくす以降の方がまだ期間が短いのでインフレ自体はしているかもしれませんが、他ゲーのインフレを見た後だと物足りなく感じるかもしれません。
実はでらっくす以前にアホみたいなインフレが起こったバージョンがありました。その犯人はこいつ。
はい。このバージョンだいぶやっております。
でらっくす前を締めくくるバージョンでほぼ半年しか稼働してないのに、ええ?
まずFiNALE稼働時に何が起こったかと言うと、トンデモな楽曲解放イベントが開催されます。
その名も『PANDORA BOXXX』。
このイベントにて追加された6曲はこちら
このPANDORA BOXXXは楽曲解放イベントの為プレイ条件や解禁条件が存在します。
そのプレイ条件は当初、公式から明かされていなかった為、Twitter等で協力して情報を共有する必要がありました。
そしてやっと条件を特定してプレイしても厳しいライフ条件の中完走しないと解禁できないという鬼畜な仕様でした。
細かい説明は本記事では省きますが気になる人は調べてみてください。条件に関しては本当に頭が悪いです。
(※一応鬼畜だったのはイベント初期だけで、後に段階的に条件緩和はされていきました。)
既に知ってる方も多いと思いますが実はPANDORA BOXXX、ここで終わりではありません……。
この上記6曲を倒して待ち構えている
が存在しました。
はい。言わずと知れた「PANDORA PARADOXXX」でございます。上記の6つの楽曲全てでエンブレムを回収すると解放される曲でした。
この曲のMASTER定数は当時最高の13.9を叩き出し、多くのプレイヤーに衝撃を与えました。
本当にこのバージョンのインフレは恐ろしかったですね……
………で、終わればよかったんですけど、実はPANDORA PARADOXXX解禁後、PANDORA BOXXX対象曲全てにRe:MASTERが追加される事が判明しました(????????)
なんとこの上記6曲の難易度は全て当時基準の13.9となっており、PANDORA PARADOXXXに関しては新難易度14となってしまいました。
13.9のラスボス曲倒し終わったと思ったら、同じ13.9の曲が一気に6曲も追加されて更に最高難易度更新譜面が入るなんて、人間の事を考えてないイベントですね。
難易度変更後の現在でもPANDORA PARADOXXXのRe:MASTER譜面は唯一のLv.15に鎮座しています。
(※現verでは雷切,アーレアは14.8 FFTは14.5に降格しています。)
2019年上半期、世間が平成最後だ新元号だ騒いでた時にmaimai民は難関譜面と格闘し続けていたという訳ですかね……。
(僕は騒いでた側の中坊でしたけど)
追記
つい先日、sasakure.UK氏やTJ.hangneil氏が関わるproject raputaがmaimai公式から突如発表され、maimaiユーザー全てを巻き込んだ解禁イベントが行われました。PANDORA BOXXXを彷彿とさせるイベントだという声が巻き起こりましたね!
アプリ音ゲーの話
アプリ音ゲーの話も少々しておきたいと思います。
はじめにも書いた通り中高生レベルの行動範囲だとアプリ音ゲーを主としていた人も多かったと思いますので。
まず、2017~2019年のアプリ音ゲーを語る上で欠かせないゲームはこちらでしょう。
バンドリ!ガールズバンドパーティー!
はい。「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」でございます。こちらのリリースが2017年の3月なので私の年代が中学校に入学したタイミングにリリースしたゲームという事ですね。そんなこのゲームもあと半年で7周年を迎えます。
同年代の方なら共感してくれると思いますが、このゲーム本当に流行してて、音ゲーマーじゃない人や、中にはオタクでも無い人も遊んでいたゲームだったかと思います。給食の時間の放送でRoseliaの曲が流れたりとかあったのではないでしょうか?当時の中学生の間で流行ってたアプリって荒野行動,ツムツム,ガルパのイメージがあります。
そんな本ゲームですが、調べましたところ2019年最後のオリジナル追加楽曲がPoppin’Partyの「White Afternoon」だったのでそれより前に追加された楽曲は全て4年以上前の曲という事になりますね。
他に2019年の追加楽曲には
「約束(Roselia)」
「きゅ〜まい*flower(Pastel*Palette)」等があります。
5年前(2018年)の曲となると
「ツナグ、ソラモヨウ(Afterglow)」
「キミがいなくちゃっ!(ハロー、ハッピーワールド!)」が挙げられます。
(こちとらプロセカのトンデモワンダーズが2年半前の曲ってだけで衝撃なんだけどな)
綺麗に楽曲例を5ユニットに分けましたが、Morfonica、RAISE A SUILENは2020年にゲームに登場したのでまだ当時は追加されておりません。MyGO!!!!!に関しては今年の話です。
2019年までは5ユニットだったのが今は8ユニットですからゲーム環境としては大きな変化と言えるでしょう。
音ゲー面の話で言えば当時はSPECIAL譜面にフリックノーツが存在しなかった為(2021年の4周年アプデにて追加)、現在の頭のおかしい難易度30の譜面は存在しませんでした。
その為28や29が最難関楽曲帯だった訳ですが、「六兆年と一夜物語」と「Ringing Bloom」が印象的な難関楽曲です。本当に最初期だったら「Re:birthday」等も挙げられると思われます。
アイドル音ゲーしかやった事ない当時の人達には相当な難易度だったため、多くのエンジョイプレイヤーが苦しめられていました。今のアイドル音ゲー達のインフレは知りません。
他のアイドル音ゲーは、今年の3月に続編がリリースされた「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル」が2017年に4周年、
「あんさんぶるスターズ!!」が2周年を迎え、
アイドルマスターは2017年に「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」(通称ミリシタ)がリリースされました。
Arcaea
こちらのゲームの話も少ししておきたいと思います。アイドル音ゲーを除いた音ゲーとしては一番と言っていいほどプレイされているアプリ音ゲーでしょう。
実はこのゲームのリリースは2017年3月と、ガルパと同じ年月にリリースされました。
2017~2019年の間はTestifyなどの12楽曲は愚か、長年最難関楽曲として鎮座していたTempstissimoすらまだ追加されていなかった時代です。
稼働初期は「PRAGMATISM」と「Sheriruth」がボス曲を務めていましたが、リリースから半年経ったパックにてかの有名な「Grievous Lady」が追加されます。
他にも同時期に「Fracture Ray」や「最強STRONGER」等が追加されてこれらは当時の新難易度11として長らくこの時代の最難関を張ります。
そんな難易度11も現在では11曲存在します。収録楽曲も363曲まで増えました。
その他 音ゲーに関する当時のニュース
細かい音ゲ環境変化のニュースを見ていきましょう。
オンゲキ、稼働開始(2018年)
先日、5周年を迎えたこのオンゲキ。私が中2だった頃の2018年にリリースされました。AC音ゲ初のトレカ機能がついた音ゲーであり、キャラゲー色の強いゲーム性に衝撃を与えられた記憶があります。
歴史が浅いのにも関わらず現環境にてAC音ゲーとしての地位を完全に確立しました。
1つのトピックを作る程自分自身にこのゲームの知識がなかった為、このその他のトピックに入ってしまい申し訳ございませんが、新機種音ゲー追加の中でこのゲームの参入は大きかったですね。
初期収録楽曲の難関曲はAi Novが挙げられます。最初期は13+が4曲のみだったのに対して現在は15+まで存在し、15,14+,14の楽曲に関しても何十曲と収録されています。
天下一音ゲ祭の最盛期(2017~19年)
この時代に盛り上がりを見せていた音ゲーのオフライン大会と言えばこの天下一音ゲ祭です。KONAMI、タイトー、ナムコ、SEGAと会社の枠を越えた音ゲー達が一つの大会に集う音ゲーの大会です。
中でも、各機種の課題曲が他の大会参加機種に移植されあう形式が特徴的でした。このイベントのおかげでさまざまな音ゲーに他社の音ゲー曲が収録される事になりました。
ですが、この大会は2019年の大会にて終了となってしまいました。
以降、SEGAの音ゲーは「King Of Performai(通称KOP)」、KONAMIは以前から行われている「KONAMI Arcade Championship(通称KAC)」にてオフライン大会が行われる事となりました。
ナムコの音ゲーは天下一音ゲ祭が終了してから一切オフライン大会の音沙汰がありませんでしたが、来年の2024年に太鼓の達人の世界大会が開かれる模様です。
プロジェクトセカイ、企画始動(2019年)
アプリ音ゲーのトピックにてこのゲームの名前が出てこなかったのは無論期間の対象外だったためです(2020年リリース)。先日当ゲームは3周年を迎えました。高一の頃教室でリリース待機してたのが懐かしい。
当ゲームは2019年8月のマジカルミライ 2019にてプロジェクトの始動が告知されました。当時のTwitterを見ると2019年までにキャラの情報は出ていますね。当時のキャラ情報のTwitterを見ると当時の反応等が面白く感じたりします。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
5つしかトピックを用意しなかったので軽い記事になるかと思ったら結構ボリューミーな記事になって自分が驚いてます。
是非当時の音ゲーエピソードや他の音ゲ環境に関する情報等あればこの記事公開後にどんどんXでポストして頂ければと思います!
ここまで記事を読んでくださった方どうもありがとうございました!
(もしここ違ぇよって箇所あったら怒りにきてやってください全力で頭下げます)
次回はちゃんと配分考えて期限内に出さないとな…。
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