合奏の準備と片付け
合奏の準備と片付けが、楽団によってだいぶ違うな、と思った話。
私が入団した楽団は厳しかったなと思う。
合奏の準備〜A楽団の場合
「〇時〇分に来てください、そして全員でパーカッションの準備をしてください」
と指示されていた。
多少の時差はあるものの、8割くらいの人が指定時間に来て、椅子を並べたり、パーカッションを運んだりする。
みんな時間通り来て手伝ってと言われるので、遅めに到着すると、少し冷たい目で見られる。
あからさまに言われなくても、「あの人遅いよね、」とかチェックされていたりする。怖い。
相対的に男性が少ないので、女性も数人でティンパニを運んだりする。
準備が終わったら、10分くらい音出ししてすぐ基礎練習。
この場での個人練習は想定されていない。
(でもみんな家で個人練習はしてきていない。合奏が練習?)
楽団の役職のある人、昔からいるボスキャラ的な人は、なぜか自分で指定した時間には来ず、基礎練習の直前に来る。
私が知る限り、合奏の準備をしているところを見たことがない。
他の団員には、その時間に来て重い楽器を運べとか言っているのに、自分達はしなくてもいいの?
合奏の準備〜B楽団の場合
練習場所が開くのが合奏開始の2時間前。
その2時間の間に、団員がバラバラと好きな時間に集まる。
合奏開始までおのおの個人練習をする。
私は合奏開始の30〜40分前くらいに到着していたので、着く頃にはパーカッションの準備はできている。
そしてパーカッションの人が個人練習している。
なので、私はパーカッションの準備はしたことがない。
自分の椅子は用意する。
パートの人がまだ来ていない場合は、パートの人の分の椅子も出しておく。
誰が何時に来て、パーカッションの準備をしているとかは正直知らなかった。
私と同じ時間くらいに来ていたチューバの男の子と、練習前に練習場所近くの駐車場で偶然会ったことがある。
彼は車内で待機していたので、「何してるの?」と聞いたら、「あまり早く行ったら手伝わないといけないから」と言っていた。
手伝わなくていい時間に到着するため、時間調整していたらしい。
でも、そもそも適当な時間に行って良かったので、遅く到着しようが問題はなかった。
早く来てと言われたこともなかった。
合奏の最初は基礎で、ハーモニー練習をたくさんやっていた。
合奏の準備〜C楽団の場合
ここはエキストラで呼ばれた楽団なので、ちょっと勝手が違う。
そもそもトラなので、準備ができた時間に来てくれたら良い、と言われる。
なので言われた時間に行ったら、パーカッションの準備はできているし、団員の人が個人練習をしている中、遅れて入ることになる。
到着する時間はおおむね合奏の30分前。
見たところ、団員の人は合奏開始1時間前くらいから個人練習をしていそうだった。
その後、全部の音のメジャーの音階練習(長い)と、ハーモニー練習をしていた。
合奏後の片付け
合奏後の片付け、主にパーカッションと椅子だが、おおむね準備のときと逆の手順を踏む。
全員での準備を指示された楽団は、片付けも全員で、と厳しく言われる。(そして準備をしない人は、片付けもしていない)
合奏の準備をしたことがない楽団では、片付けもあまり手伝わなくて良かった。
椅子を片付けた程度。
エキストラの場合は、片付けをすると「そんなのいいです」と言われて止められる。
楽団によりけり
どの楽団のやり方が良い、というのはないと思うが、ずいぶん楽団によって違うなと思った。
個人的には合奏前に30〜40分くらいは個人練習の時間が欲しいなと思ったのと、時間指定集合は少し厳しかったな、思う。