性格の悪い団員
割と最近、ここ数年になって、私が所属する吹奏楽団にものすごく性格の悪い人がいると気づいた。
私は割とそんなことに疎いので、気づくのが遅すぎたのかもしれない。
社会人吹奏楽部には、性別も年齢も仕事も育った環境も違う様々な人たちが数十人という規模で集まる。
当然色んな人がいる。
合う人も合わない人も、好きな人も嫌いな人も。
当然性格が悪い人もいる。
合わない、嫌い、性格の悪い人には近づかないのが正解だ。
社会人として大人として、会えばニッコリ感じ良く挨拶する。
そしてその挨拶が(故意的かわからないが)無視されても気にせず、挨拶はする。
でも用事があるとき以外は、そんな人には話しかけない、何なら近くにもいかない。
数十人もいるので、優しい人、気の合う人、好きな人、という人は必ず1人は存在する。
同じパートの人は、まずもってみんな親切だ。(これはユーフォ、チューバというのもあるのかもしれない)
このため、同じパートの人や気の合う人なんかとだけ話せば、まずもって嫌な思いはしない。
ユーフォはトロンボーンパートとも仲間意識があり、私が会った限りでは、トロンボーンの人はさっぱりした感じの人が多かったので、割とトロンボーンの人とも仲良くなりやすかった。
個人的に相性が悪いなと感じるのが木管。
特に高音のフルート、クラリネットなどはもともと座席も離れているし、心理的な距離も大きく感じる。
女性特有のドロドロとした人間関係みたいなのが私にはとても無理だと思う。
音楽への向き合い方や、好みや考え方、置かれている状況や経験などがそれぞれ違う以上、意見の対立があることは当然だ。
そして数十人ものバラバラの人達をまとめるには、時にはみんなの意見を無視して、リーダーシップをとっていかないといけないのだろうな、とも思う。
それはすごく大変そうなことだ。
それぞれの立場で、色々な不満が出てくる。
だからみんな誰かの愚痴とかを言っている。
言っている人も言われている。
それぞれは良い人でも、客観的に見れば悪口を言い合っている陰険な集団だ。
でもそれは楽団の性質上仕方ないかもしれないし、そもそも社会というのがそんなもので、社会の縮図とも言える。
なので、社会で生きていくのと同じように、好きな人と付き合って、良い面だけを見てやっていくのがいい。
性格の悪い奴はどこにでもいるのだ。
自分の気に入らない団員を下らないことで追い出したり。
ソロで目立つのが気に食わないと言って、ソロの邪魔をしようとしたり。
下らなくて大人気ない。
学生みたいなことをやっていて本当にうんざりした。