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さんま の季節がやってきた!

お盆が過ぎたとはいえ、まだまだ猛暑の日々が続いております。
店舗の外はまだまだ夏真っ盛りではありますが、売場は少しづつ秋の雰囲気になってきております。

福田屋百貨店鮮魚売場に、新物の北海道産のさんま が並びました。

*掲載しております画像のさんまの価格は8月20日時点の価格のため、日々相場により価格は変動致します。また、入荷状況により供給状況や価格が変動することがございます。画像はFKD宇都宮店鮮魚売場


今年は、昨年より漁獲量が多いとの情報が今のところ入って来ております。
昨年よりもお手頃なお値段でご提供できるよう、鮮魚バイヤーは日々交渉を続けております。
20年程前は、大漁の年が多く、一尾100円で販売されていた記憶がございます。
今では、さんまも 高級魚 のお仲間でしょうか。
いえいえ、さんま は庶民の魚 です。
昭和の頃は、近所の路地裏では七輪でさんまを焼く風景が見られたものです。
野良猫が集まり、夜中近くまでニャー ニャー と。

落語に 

目黒のさんま 

と言う小噺があります。

この小噺でも、さんま は庶民の食べ物として登場します。
小噺に登場する殿様に調理して出すも、丁寧な調理をしたことにより、さんま本来の味が損なわれ、殿様は目黒で庶民が焼くさんま が一番だと。
やはり、さんまはシンプルに塩焼きが一番です。
さんまは、脂が多い魚。室内で焼くと煙と匂いが充満してしまいます。
焼いた時の煙と匂いがきつい分、焼き上がったさんまは脂が乗ってとても美味しいです。
大根おろしに醤油をたらし、白米といただく。

口の中で秋を感じる至福の時。


生さんまの握り

*掲載画像はFKD宇都宮店の画像になります。福田屋全店生さんまの寿司の取り扱いは現在ございません。
通は、生さんまの握り なんて頂いちゃいます。
これは、生姜をさんまの上に乗せて醤油を少しだけ着けて頂きます。
さんまは秋が深まるにつれて、北海道根室沖から徐々に、三陸沖に南下し、銚子沖あたりまでおりて来ます。
まだまだ、猛暑が。そして栃木県周辺では毎日雷雨が発生。
台風も例年以上に早く、数も多い。
そんな気象でも、日本人なら食で秋を感じましょう!

福田屋百貨店食品売場(青果・鮮魚)では、秋を感じられる食品が日々入荷中でございます。
まだまだ暑い日が続きますが、ぜひ秋を感じにご来店ください。




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