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輪島塗再建へ福田屋百貨店が出来ること

2024年1月1日元旦16時10分に、マグニチュード7.6の地震が能登半島を中心とする北陸地方で発生しました。
福田屋百貨店の取引先である輪島市にある伝統工芸「輪島塗」の漆器などを製造販売している岡垣漆器店も被災しました。
岡垣漆器店の4階建て社屋の基礎部分が損傷し、今も建物は傾いたままです。

輪島塗の漆器を手がける職人は約40人。その多くの方々は自宅が倒壊したり、消失したりしました。明治時代の蒔絵図案など貴重な道具が焼けてしまった職人もいるそうです。
昨年11月にFKD宇都宮店にて開催しました輪島塗の展示会で受注した商品も、未完成だった50点以上は納期が見通せない状況です。
そのような状況の中、岡垣漆器店は顧客に事情を説明し、また復興に向け、被災を免れた本社の在庫商品を販売できないか と福田屋百貨店外商事業部に相談がありました。
福田屋百貨店としては少しでも被災地の復興が進むことを願い、岡垣漆器店と共に
お客様宅への訪問販売を2月19日から29日の期間、実施致しました。
今回の訪問販売の売上の一部を「輪島塗」の漆器店などでつくる輪島漆器商工業協同組合に寄付させて頂きます。
岡垣漆器店の岡垣昌典会長と外商事業部社員でお客様宅に伺いました。
岡垣会長より被災地の状況を聞いたお客様からは温かいお言葉を多数頂きました。

伝統をつないでください
いつまでも待ちます

お客様からの温かいお言葉は、被災した岡垣会長を勇気づけ、そして我々福田屋百貨店が少しでも被災地の復興が進むべく支援する力となりました。

今年の11月には、FKD宇都宮店にて「輪島塗」漆器の展示会を計画しております。
少しでも早く復興が進むよう、福田屋百貨店は支援させて頂きます。


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