見出し画像

いわきおどり


いわき踊りが初めて開催されたのは、昭和56年の頃。市制施行15周年を記念して作られたものだとか。
その当時の学習発表会(学芸会)で客席の周りを踊る事になり、たまたま家族の間際でスタート…かなり気まずい思いをした事が(笑)
一度聞いたら忘れられない曲調と踊りやすさで、
いわき市民ならほぼ踊れる踊りだろう。

毎年、夏になると勿来大会(なこそ)からはじまり、小名浜の花火大会の前日の小名浜大会、いわき駅周辺での七夕祭りの最終日にいわきおどり。(他にも市内であり。)


私の記憶だと、ずっと途切れる事がなく開催され、
夏の風物詩となっていた。

画像1

試合の次の日でも頑張っていたいわきFCの選手達✨

画像2

ハーマー&ドリーも参加♡沿道のお客さんの注目を浴びる(*´ 艸`)

2011年に起きた大震災。

いわき市も海側は、津波被害を受け、原発事故の影響と津波被害、地震被害の三重苦の苦しみの中…復興に向け、頑張っていた。

当時の細かい記憶がほとんど抜けてしまっているけど…私が参加した、小名浜大会だけは記憶があって。

旧リスポの駐車場で規模を小さくして、円を描く様に踊り続ける人達。

学校の保護者会の立場で踊りに参加。

「見ている人達に、元気を与えっぺ!」確かそんな思いで、動きをコミカルにしたり、で周りの人達の笑いを誘う。

笑顔でいっぱいの中に1人泣きながら手を合わせていた女性を見つける。

踊りが終わってからも、その場を離れないその方が気になって声をかけると、ご家族を津波で無くし、あまりにも辛すぎていわきを離れようと思っていた…と。

でも毎年一緒に見ていた、小名浜のいわきおどりを見たらにしようと考えていたって。

踊る人達も見ている人達も笑顔でいっぱいの様子を見たら、また頑張ろうって思ったと。

憎きコロナにより、軒並み行事が中止に。

人々の生活スタイルを変え、制限をし、未だに猛威をふるうウイルス。(日々ウイルスとたたかう最前線にいる人達には感謝の思いでいっぱいです)

これにより3年ぶりにいわきおどりも復活。

規模を縮小して行われたものの、たくさんの笑顔。

とても幸せな時間でした。

いわきが大好きだからこそ、足を運んでくれる人は大事にしたい。

この地に「いわきFC」というチームができ、日々活躍してくれるおかげで…全国あちこちからたくさんの人達が、いわき・浜通りに足を運んでくれて、思いを共有してくれる。

県外へ出かけた時、「どこから?」の問いに「いわきです」と答えると「あのサッカーの?」の反応。

嬉しかった…ありがとう、いわきFC。

地域に寄り添ってくれる人達に感謝をしつつ、これからも、いわきFCを応援していこうと思う。




いいなと思ったら応援しよう!