2年前の構築を引っ張り出して大須星決定戦オールスターに臨んだ話【ウィクロス/WIXOSS】
先日、大須星決定戦が行われオールスターとキーセレの両日に参加しました。
オールスターの大会はマユキーが登場してからは参加しておらず、登場前も年始に1回セレモニーに出たくらいでその前はさらに1年ほど期間が開いているのでリハビリというか復帰戦くらいの気持ちで臨みました。
大須星決定戦自体は3-3の24位くらいだったのですが、一応その前日のセレモニーでは3位になったりしたのと黒点キーの天使軸創世タマユはずっと使っていながらも記事で出した記憶が無かったので、この機会に紹介しようと思います。
デッキリスト
デッキ概要
黒点キーによって色事故を気にせずにデッキのパワーを最大限に使える昔からずっと使ってきた基盤です。
2年前くらいには四炎楚歌入りの創世マユで6ホビのセレモニーで優勝して良くも悪くも話題になっていた記憶があります。
一時期はやったぶりっつキー型と比べて、黒点キー型は黒ゲイン+アークフラウドやZrなどのシグニの防御があったり、そもそも色を増やすことで戦略の幅が広がったりと多くのメリットがあります。
まあずっと使っているため専用機感というか手に馴染むというのが一番の採用理由にはなりますが。
メインデッキに関してはアグライアやハルワタートでリソースを伸ばしたいという都合上天使のカードを多く採用します。
感覚値の話にはなりますが、天使32枚非天使8枚くらいがアグライアやハルワタートを無理なく使える枚数かなと思っています。
Zrで2枚、タイプスで2枚枠を使うため、大体サーバントが残りの4枚かさらに枠を削って3枚になるため他のデッキに比べてもかなり少ない部類になります。
サーバントに関してはヴァルキリーで確定サーチができるのと、黒点キーでサーバントも黒くなるのでメンダコで回収できたりZrでデッキに戻すことができるのでギリギリなんとかなったりしますが、なんともならない試合も数試合に1回は発生します。
ただ増やせても5枚が限界で、6枚入れようとすると今度はアグライアやハルワタートが機能しなくなるのでどれを優先させるかの問題かなと思います。
環境対策
大須星決定戦に挑むにあたり、アーツやキー、メインをどう調整していくかがカギとなりました。
マユキーの登場以来、所謂ショット系のデッキが増えてきたのでまずこれらの対策としてユーシャキーを採用した黒点を考えました。
ユーシャキーでスターアローや轢断を封じることができ、フェアデッキに対しては起動効果でシグニ1体をバニッシュできさらにトラッシュからカードを1枚除外できるため、最低限の仕事はすると思いデッキを考えていきました。(マユキー破棄のEXターンにはメンダコでスペルの使用を止めればいけるやろの精神です)
そんなある日とあるデッキがセレモニーで優勝しました。
そう。1止めエルドラです。
これにより、後手を取ってしまった場合キーを貼る前に走られてしまうためユーシャキーのメタが間に合わないという事態が発生してしまいました。
また、ユーシャキーを採用した状態でフェアデッキに勝てるかと言われれば別に勝てるわけでもなく、第2回 川崎王決定戦では4位以上にマユキーを採用しているデッキもなかったためショットデッキを完全に切って母数の多そうなグズ子やメルに照準を合わせてデッキを組んでいきました。
ピックアップ採用カード
クロス・テンスグロウ!
相手ターン中に1面防御しながらビカムユーができる革命的カード。
特にタマであれば4に乗ることでイノセンスが使えるようになるため、4にグロウするタイプのショットデッキ(エンハリルなど)に対して耐性を獲得できたり、フェアデッキに対してはZrやヘスチアでの防御ができたりと痒い所に手が届くようになりました。
黒ゲイン+アークフラウド
シグニでの防御手段。
相手ターン中に黒ゲインの効果でアークフラウドをバニッシュするとアークフラウドの効果で2体に-7000を振ることができ、黒ゲインのバニッシュしたときと天使がバニッシュされたときの効果で-3000を2回振れるため、-13000と-7000で大体2面除去することができます。
また、黒ゲインの起動効果はメインフェイズにも使えるためアークホールドのようなダウンして起動効果を使うシグニをバニッシュすることでリムーブ権を使わずにシグニの入れ替えができます。
ラビエル
マユに乗ってクロステンスグロウを回収しても相手のルリグが4以下だと使えないことに気づき使う手段があったので入れてみたシグニ。
別に強くはないのでそのうち違うシグニになっていると思います。
まとめ
この記事では大須星決定戦のオールスターで使用した黒点キーの天使軸創世タマユについて解説しました。
残念ながら大須星決定戦では結果を残せませんでしたが、久しぶりのオールスターの大会に好きなデッキを調整して挑み、前日のセレモニーでは3位になれたりと充実した2日間でした。
デッキレシピを改めて見返しても4投してるカードが1枚もなく、色んなカードをピン挿しできるのもオールスターの醍醐味だと思うので、カードを集めたり誰かと一緒に始めたりするのはハードルが高いと思いますが、ぜひオールスターに触れてみてください。