63つ目のあじ(スイーピーナッツ) 見馴れた場所で得た緊張と経験と達成感、それと"ナッツ" (第3部)
第1部 出る覚悟を決めた編
第2部 危機感を覚えた編
"カラパ"での貴重な調整
1月21日。
ピロス毎月恒例となりつつあったカラオケパーティー(略してオケティー)に向かっていた。
いつも通り、楽しく歌いに行って楽しく笑うイベントではある。
ただ、ルネカラ参加が決まった時点でこの日が最重要になると言うことはわかっていた。
ハモリイベントである以上、「人と合わせて歌う」と言う練習が必要であったが、あいにくそう言った練習ができる環境は自分には整っていない。
こればかりは地元でも出来ない調整であった。
ただ、そこはカラパである。
歌に精通している人も多いため、調整に付き合ってもらえる。
なのでカラパを貴重な調整の場にしなければ、あ、やめて、石投げないで!おいガムシロップ投げつけてきたの誰だー!
ともかくピロスへ突入。
とは言っても住んでる場所が場所ゆえ、いつもお昼を回ってから到着するものでして。(先ほどガムシロップを投げつけてきた人のブログに「重役出勤」と先日書かれてました)
この日は付いたタイミングで集合写真撮ってました。
部屋入った瞬間「遅ーい!」という声を投げつけられる。
いや、こちらはいつも通りだったんですけどね。。。
気を取り直して曲を入れる。
16曲待ち。
それまで他の人の曲を聞きながら楽しむ。
そして順番が来たのでいろんな人にお願いをする。3名ほど調整に付き合って貰えた。
最近、カラオケを使ったテレビ番組増えてると思うんだけど、その中でも「ハモリの声につられず歌いきる的なゲーム」をやってる番組はあってですね。
それの出演者の気持ちがわかりました。
まあ、つられませんでしたけどね!
あと、1曲目ではあったんですがその前に歌を聞きながら自分のテンション上げてたのも効果あってか割りと声が出ました。
この日の教訓は、
④心のテンション上げとけ
⑤相手とパワーを合わせる余裕を作る
なお、このとき既にわかってたことだったのですが、当日家庭の事情でピロス到着に影響が出るかもしれないと言うのがわかってたため、ピロス側に「早い順にならないようにして」と念のためお願いしてきました。
この時点で、たとえトリになっても仕方ないという覚悟もしました。
そしてその日はやってきた
その後も地元にて調整を続けました。
この日の教訓
⑥食いすぎたらあとが大変
この頃にはもう、歌詞は全て頭に入ってました。
あとは本番の時にテンションをピークに持っていくだけ。
この日の教訓
⑦当日車に乗っている時に歌って喉を開けること
で、最終調整と書いたのですが、タイミング良く前日に時間が出来たのでもう一度調整。
部屋のトリッキーさに突っ込みをいれつつとはなったが。
2月3日。ルネカラ当日。
無事に家庭の用事をこなし、自宅まで戻るまでの間に4曲ほど歌い喉を開ける。
わずかな時間があったので牛丼を食べ少し胃を満たした。
そして、バスに乗りルネカラ開催地であるカラオケピロスへ向けて出発した。
バスの中で、こうつぶやいた。
1ヶ月以上に及んだ長い調整を経て、その日はやってきた。
不安がないわけではなかった。
その不安を消し去りたくて、こう言う言葉を残したんだろうな、俺。
今日の舞台、カラオケピロスに辿り着いた。
ついに、ルネカラが始まる。(続く)
あとがき
次回、ようやくルネカラ本編です。