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『はっぴー、会社作るってよ ①』
2001年、私はECCジュニア幕張ベイタウン教室を開校しました。
英語が好きで、教えることが好きで、こんな私に何かできるのかな?と思ったのが「やってみたい」と思ったきっかけです。高校生の時にECC外語学院で学んでいたこともあって、そこでの先生や仲間との出会い(今もつながってます)が大切だったこと、レッスンそのものも楽しかったことが忘れられませんでした。「私にも、あんな楽しいレッスンできるのかな?」ドキドキしながらテストと面接を受けたのを覚えています。
35人でスタートした私の教室は、多くの人に愛されてたくさんの生徒さんが学んでくれるようになりました。幕張ベイタウンにあるマンションの集会室2ヶ所をお借りして、週3日だけのレッスン日で教室は始まりました。生徒数は年々増えていき、日曜日以外はレッスンをすることに。
そしてご縁があり、2015年6月16日、パティオス18番街にテナントで教室をオープンします。
オープン時の話を少し聞いてください。
Grace先生とは月に1回か2回、一緒にごはんを食べたり遊びに行ったりしていました。
子育てが始まると、自分の子供を通してできるママ友はいますが、当人同士で友達になるってなかなかないんです。Graceとは元千葉ロッテマリーンズ監督の、ボビー・バレンタイン監督壮行会イベントで初めて出会いました。2005年、幕張ベイタウンとこの街に住んでいる監督や外国人選手と交流したい!と有志が集まりました。「2005年シーズン頑張って!」と幕張ベイタウンの図書館がある施設、コア前広場で「壮行会」を開いた時の有志メンバーがGraceでした。私は当時、バレンタイン監督の通訳として一緒にステージに立たせていただきました。ガッチガチに緊張していました。なぜって、目の前にいる観客の中に、監督専属のプロ通訳さんがいらっしゃるんだもの!なんとか終えた後、バレンタイン監督から「なんの仕事をしているの?」と聞かれ、「英語の先生よ」と答えると、「子供たちが未来へ羽ばたく翼をたくさんつけてあげてね!」と言ってくれたことは、勇気をいただいた場面でした。
Graceは、くしゃっと笑うと目がなくなるキュートな人ででした。当時彼女は都内で働いていて、私は自分の教室が5年目を迎えて、よく仕事の悩みなどを聞いてもらったり、聞いたりしていました。都内でバリバリ働いているGraceは私の憧れです。今でも、自分にはない素晴らしい魅力を持った女性としてたくさん頼っています。
それから10年、私たちは一緒に買い物に行ったり、美味しいものを食べたりと良い友人でいました。ある年に、Graceから仕事を辞めるの。と聞きました。その話を聞いた時に、ちょうど私はテナントを探しているところでした。なんとなく、「この人と一緒に働くことができたらいいな・・・。」とイメージしていた私でしたので、ちょっと驚いたと同時に、勝手にワクワクしていたのを思い出します。
テナントを開く2ヶ月前、ちょうどテナントで工事が始まった頃です。Graceと私はとあるアイスクリーム屋さんでアイスを食べていました。そこで、Graceにこう告げました。
「一緒に働いてくれませんか?」
なんだろう。「結婚してくれませんか?」と男性が言う時ってこんな気持ちになるのかな?だって私は、「早く家族同士食事して、結婚すること話そうよ!」と夫を急かしてしまうような人ですから。笑
「ええええっ!?でも、よろしくお願いします!」
あのくしゃっと目がなくなる笑顔で答えてくれたのを今でも覚えています。
なんだか妙に照れくさくて、持っていたアイスがドロドロ溶けてきて慌てて口に運んだことも。
私と、Graceと。2015年6月16日、集会室から新テナントへ、教室は新しいスタートを切ったのです。
つづく。
これは、今この教室に通ってくださっている生徒さん、そしてその保護者さんに伝えたい、私のストーリーです。
どんなストーリーなの?
その、タイトルってどういうこと?
忙しい日々のなかで、ちょっとだけ、私のストーリーにお付き合いいただけだらうれしいです。
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