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『はっぴー、会社作るってよ⑨』

子どもにも、大人にも、「楽しく」「明るい」未来を!

『はっぴー、会社作るってよ ⑨』

 2022年6月、ECCジュニア千葉センターのセンター長、杉本さんからご連絡をいただきました。

 「はっぴー先生!なんと、なんと、幕張ベイタウン教室、日本一になりましたー!!」

 たくさんの方のお力添えと、たくさんの生徒さんと保護者様に愛していただき、日本で1番大きな教室になりました。千葉センターのスタッフさんには、素敵な手作りカードとお祝いのケーキを。そして、当時大阪センターで勤務してらした「口の悪い」「尊敬する」滝口さんからは記念のプレゼントが届きました。そこに『HPK』と印字されておりましたので、お礼かたがたご連絡した時に、「これって、『ハピコ』ってことだよね?」と質問すると、「あほ、『はっぴー、ポンコツじゃ。」とかえってきました。笑。

 この年の誕生日、Grace先生に連れて行かれたところは、素敵なペンのお店でした。「頑張った記念にプレゼントしたい!」と言ってくれた時には、もう泣きたいくらい嬉しくて、でも「じ、じゃあ、この10万円の万年筆〜!!」とふざけてしまう私。しばらく店内を見た後に、赤い、素敵なペンを選ばせていただきました。このぺんは、「ここ1番」専用のペンと決めて、いつも私のバッグに入っています。新しい会社の登記書類に記入をする時にも、このペンを使いました。



 こんなに素敵なスタートを切った2022年度でしたが、この年はいろいろな意味で「自分と向き合う」年になりました。「テナントなんてやらなきゃよかった。」「1人でやっていた方が良かった。」こんなことを感じていたと書いてましたよね。大きなイベントやコロナ禍に対処していた私が、「人と一緒に働く」ことに対するネガティブな気持ちを解決しないままで放置したツケ、のようなものに直面することになったのです。

「嫌なこと」を「嫌だ」と言えない自分。「自分さえ我慢すれば」という自分。
そんな自分の心や身体が悲鳴をあげ始めました。




 「もう辞めます。もうこれでこの話はやめましょう。お世話になりました!」

 こんなメッセージを彼女から受け取ったのは、奇しくもこのエッセイを書いている日のちょうど1年前のことでした。





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