訪問看護ステーションのおやつ事情

おやつは大事

私はおやつが好きである。
スーパーやネットでもスイーツコーナーが気になり、つい買ってしまうタイプだ。
今回は訪問看護ステーションでのおやつ事情について紹介する。

普段のおやつ

私が以前働いていた訪問看護ステーションでの話。
私の勝手なイメージだが、女性が多い職場はおやつが潤っている印象がある。
訪問看護ステーションも女性比率の高い職場。
普段食べるおやつは、毎月おやつ代としてスタッフ全員が400円負担。
おやつ代は事務スタッフが管理。
事務スタッフは、定期的に近所のドラッグストアで個包装のおやつやインスタントコーヒーなどを購入し補充してくれる。
雑用の部類に入る?おやつの管理を事務スタッフしてくれて、本当にありがとうございます。

お中元・お歳暮

病棟と大きく違うと感じたところが、お中元・お歳暮だ。
訪問看護ステーションは、各在宅の関係者、横のつながりが太い。
夏と冬、付き合いのある訪問診療や訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所、訪問先のご家族など、関係者から続々と品物が届いていた。
ちなみに地方出身の私はこのお中元・お歳暮で東京の味を覚えた。
そしてこのお中元・お歳暮でもらった品物で私が好きなもの・おすすめしたいものをお土産として買うようになった。
私のお土産スキルを上げてくれてありがとう。

訪問先でいただくおやつ

訪問看護でたまにあるのが、訪問先でいただくおやつ。
ケアや処置が終わってから、お茶やおやつを出してくれるお宅がある。
いただかないというルールは一応あるが、あまり強くも断れない。
私は次の訪問時間まで余裕がある時は、記録をしながらお茶やおやつをいただいていた。
90代のおじいちゃんが「これ、食べる?」と自分用のおやつを出してくれたり。
お菓子作りが好きなご家族が自家製プリンを出してくれたり。
訪問先で利用者さんやご家族さんと一緒におやつをいただく時間。
「今日も普段通りでよかったな」と安心できる時間でもある。

季節のイベント・誕生日会

イベントやスタッフの誕生日会は、訪問看護ステーションの所長が大切にしていたものだ。
2月の節分は恵方巻を食べたり、12月のクリスマスはケーキを食べたり。
スタッフの誕生月には、スタッフの年齢を合算したろうそくをたててお祝い。100歳以上になることも。
ちなみにケーキはコージーコーナー。
毎回違うケーキを選んでくれていた、事務スタッフのセンスが光る。

おやつは仕事のモチベーション

私が勤めていた訪問看護ステーションは、比較的おやつが潤っていた職場であった。
仕事中はダイエットということばを封印して、身近なおやつからちょっと高級なスイーツまで、いろんな味を職場で楽しんでいた。
スタッフみんなでスイーツをつまみながらちょっと一息。
訪問先で利用者さんやご家族さんと一緒に食べるおやつ。
心地のいい時間だ。
おやつは仕事のモチベーションもあげてくれるツールでもある。
おやつに感謝!

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