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現実を受け入れる方法

後遺症だとわかって
倦怠感やら様々な症状に
悩まされていた頃

私にはもう未来の予定も
立てられないし
前の様な生活は戻ってこないと
自暴自棄気味になり
1人で泣いた事もありました。


その時に私を余計苦しめた想い、、
それは、


「同じコロナ罹患したのに、
あの人もこの人もサッと回復
してる。なぜ、私だけ?」
という想いでした。

確かに喘息はあるけど
同じく喘息持ちの母は
後遺症にならなかった。 
(それは良かったのだけど)

じゃあなんで私だけ後遺症に
なったの?

友達だって私が知る限り
みんな順調に回復してるよ⁈

一体私が何をしたというの?


そんな想いばかりが渦巻き
いても立ってもいられない。

そんな日々がありました。


でもある日気づいたんです。


こうやって人と比べてる限り
私はつらいままだ、と。


人と比べて自分を卑下して
自己憐憫に浸っている限り
私はこの苦しみから
抜け出せない、と。


そこで私がやったのは
諦めて現実を受け入れる
ということでした。

「もう、なっちゃったんだもん、
しゃ〜ないな」

まずはそこからでした。


休職中の方が会社からメールが
来ただけで体調が悪くなるように
マイナスな気持ちを感じる事で
顕著に体調を崩す人が多い、
この後遺症。

ずっとなぜ、なぜ、私だけ?
と問い続ける事は自分が自分に
課している拷問の様なもの。

それを止めるのは自分だし
自分にしかできません。


そうは言っても出来ないんです、
という声が聞こえてきそうですが、
これはもう、やめる、と決めて
しまう以外ないと思います。

思い切れても、
時として、なぜ私だけ、という
想いが頭をよぎるかもしれませんが、あ、そうじゃなかった、
とモードを切り替えれば良いです。
(あ、またそう考えてたな、と気づく事が大事なので)


答えのない質問をし続けるのは
心と体を消耗させるだけ。

自分が自分に一番可哀想な
事をしているんですよね。

代わりに、自分に問いかけるのは、

「ま、仕方ないな〜、なっちゃったもんは。じゃあ、これからどんな治療する?毎日どうして過ごす?出来る範囲の中で楽しい事は何?」

楽しい妄想が出来たら最高!

出来なくても好きなドラマを観るのも良いし、人によって、体調によって、変わっていいんです。


諦めて受け入れる

これは決してネガティブな事ではなく、むしろポジティブな事だと
私は思いますし、実際、この
自己憐憫をやめた事でとても
楽になりました。


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