出逢いと別れを繰り返す

2025年1月9日 20:21

人は、この世を去るその日まで、いったいどれだけの出逢いと別れを繰り返すのか、時折そんな疑問を抱く…
離れていても、年賀状や手紙でお互いの近況を伝え合う友人…
数年ぶりに偶然再会し、時間の流れを感じさせない会話が弾むひととき…
そのたびに、胸の奥で何か温かいものが広がるのを感じる自分がいる…

これまでの日々を振り返ると、出逢いはいつも「偶然」の形をとりながら訪れてくれました。けれど最近、こう思うのです――「本当は、これらの出逢いも別れも、すべて必然だったのではないか」と。

縁が再び動き出すとき

一緒に過ごすことが当たり前だった人と、いつの間にか道が分かれることがある…
そして、自然な流れの中で「別れ」を迎えたように思っても、ふとしたタイミングでまた繋がる瞬間が訪れる…
それは、まるで心に灯がともるような感覚…

再び出逢えたそのとき、私は「この再会は、最初から約束されていたのかもしれない」とこう思ってしまう…
そして、縁があるのか✨繋がるその瞬間✨には、不思議と心が温かくなる…

「人は、生まれてくるときに出逢う人をおおよそ決めてくる」と聞いたことがある…

もしそれが本当なら、今まで出逢ってきた人たち、そしてこれから出逢う人たち…すべてが私の人生の糸を織りなしてくれる存在なのかもしれない…
離れたと思った縁が再び交差するのも、その糸がまだ紡がれるからなのだろう…

新しい出逢いの予感がするたびに、少しだけ寂しさを覚えることがある…
それは、今までの大切な縁が遠のいていくように感じるから…
どれだけ離れても、出逢った人たちは私の心の中に温かさを残してくれる。

新しい縁は、きっと私が生まれる前から「このタイミングで出逢おう」と約束してきた人たちなのだと思うと、胸がワクワクする自分もいる…

人生は縁で織りなす美しいタペストリーのようなもの…
これまでの糸が私の人生に色を添え、これからの糸がどんな模様を描くのかを想像すると、未来への楽しみが湧いてくる…

きっと、これから出逢う人たちとも大切な物語を紡いでいくに違いない…
だから人生って楽しいのかな…