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デジタルファーストキャンプを受講して        ~シーズン3~


シーズン3の感想

シーズン3のテーマはデザイン。figmaを使って、LPやショップカードやSNSの
カバーを制作。思い立ったらすぐにビジネスをスタートできるトレーニングと
言ってもいいだろう。まず、figmaの操作に手こずったが、You Tubeを始め、WEB上でも使い方のノウハウが豊富に掲載されていて助かった。ということは、それだけ手こずる人が多いのだと容易に想像がつく。

「figmaの沼」というキーワードが飛び交うということは、それだけ難易度の高い課題にチャレンジしているということなのだろう。そもそもfigmaはプロトタイプを制作するためにデザイナーが使うツールなので、デザイナー仕様になっている。コードを書かなくてもツールの操作で自由自在に制作できるのは魅力なのだろう。

figmaをマスターする必要があるのかは別として、figmaスクールの生徒にならないよう講師の市角先生の本質的な言葉を拾うように心がけたが、いつのまにかfigmaスクールの生徒になっていた自分を今さらだが悔いている。

もっと、デザインに対する先生の考えやスタンスを聞いたり、先生だったらどんなデザインをするか、どんな視点をもっているのかなど、自分の作品をお見せしてご指導を仰げばよかったと…。もっとも、ツッコミどころが多すぎて指導できなかったかもしれないが(笑)

自分の変化や思うこと

人はつい自分の想いを熱く伝えたくなるため情報量が増えてしまう。そして人はそんなあなたの想いを汲み取ってはくれない。読んでもくれない。そのようなことを先生が語っているのが印象的であった。どうしたら伝えることができるのか。つまりデザイン=コミュニケーションなんだと思うようになった。

街を歩くと看板や広告などあらゆるキャッチコピーやデザインに目がいくようになり、情報過多になりすぎて脳がギャーギャー騒いでいる感じがした。
今まで風景としてしか見ていなかったものが自分事になったのだから仕方ない。画像・フォント・色使い・配置など、考慮すべき要素がありすぎて、結局無難な作品で手をうってしまう自分に歯がゆさを感じる。

最終章で気づいたことがある。大切なのは、「誰に何をどう伝えたいのか」
それが制作前に着手するマトリクス表。先生がそのことを強調していたことを
思い出した。アートディレクターの佐藤可士和さんもこんなことを言っている。
「大切なのは自己表現ではなく、どう人々に伝えるか」「無意識を意識化して言語化すること」。(佐藤可士和の超整理術より)
そうか!どうすれば自分の伝えたいことが相手にも伝わるのか。同じ景色を見ることができるのか。そういう根本的なもの熟考しないと薄っぺらいコンテンツになってしまうのか。

「デザイン=コミュニケーション」という気づき。これが正しいのかどうかは
わからないが、自分に腹落ちした瞬間だった。コミュニケーションは言葉だけではない。五感すべてがコミュニケーションの手段となる。五感を意識してデザインする。学びの実践はこれからである。   おわり


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