4/17 しょうもない欲望
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こんにちは。ふわみくです。ふわみくチャンネルへようこそ。
今日は「しょうもない欲望」についてお話したいと思います。欲望?しょうもない?それ、繋がるのー?って思いました?
そうですよね。なんか「欲望」って言葉もどうかって思うだろうし、それと「しょうもない」がくっつくの?「大いなる野望」とか、「大きな夢」とか、そっちの方がなんかキラキラしているって思いますよね。
でも、本当に私たちがしたいことって、そんなに大きなことなのかな?とも思うわけです。私の頭の中をいくら説明したところで、私の頭の中と同じ絵は、皆さんの頭の中には無いんですよね。で、自分のことは自分しかわからない。だとしたら、自分がしたいと思うことを、自分が叶えてあげるってすごく大事だなって思うんです。
ただ、それができなくなってる。なんで?っていうと、「大人なんだから」とか「もうお母さんなんだから」とか、もっともっとちっちゃい時で言えば、「お姉ちゃんでしょ」とか、いろんなことが自分を苦しめてるってこと、無いかな?って思うんですよね。私、自分が「お姉ちゃんでしょ」って言われて育ってきたので、それって、すごく嫌な言葉なんですよ。お姉ちゃんだからとか、お姉ちゃんに聞きなさいみたいなことで、うちは育ってきてるので、私は絶対的に信頼される人でないといけない、みたいな感じですかね。そんなんでもないのに、そんな人間ではないんですけど、「そうあらねば」って生きてきました。
多分、長女の方、聞かれてる方も、「そうそう、わかる」って、思うと思うんですよね。で、もちろん、長男でも一緒かな。まぁ、第一子であればっていう感じでしょうか。ただ、下の子は下の子で、思うわけですよね。なんだか、お兄ちゃんやお姉ちゃんの方がすごくよく思われてるんじゃないかとか。まあ色々、兄弟構成でも思い方は違います。まあ、どういうところから来たのかって、わかんないですけど、そういう風な「自分のそれぞれの枠」って、皆さん色んなところで、あるんじゃないかなって思うわけです。
でも、その枠を取っ払って、「自分が今何をしたいの?」っていうところを見つめてみるって、すごく大事じゃないですか。ただ、これができない。なんでできないのか?ずっと、そういうふうに思ってこなかったからですよね。だとしたら、ちょっと時間が掛かるかもしれないんですけど、自分が本当は何をしたいのかって、探してみるのも楽しもうと、思ってみませんか?しんどいことではなくて、「私、本当は何がしたいの?ワクワク」です。
私は、ちっちゃい頃、歌手になりたかった。まあ、「ちっちゃい子供あるある」な気がするんですよね。で、でも、そこから別に歌手にはなっていない。単に、カラオケの好きな人にはなりました。最近、行けてないのが残念ですけどって、思います。でも、それは今のが、ここ、なんですよ。歌手になりたい。でも、別に、歌手にはなってない。でも、歌は好き。じゃあ歌いたい、カラオケ行こうって。人からしたら、あ、そうなんだ、はぁ、別に、そう、ふーん、みたいなことかもしれないけれども、カラオケに行って、歌って「幸せ」って思えるなら、めっちゃいいことですよね。それも、しょうもない欲望です。
えっ、そんなぐらいでいいの?そうです。そんなことです。でも、自分がワクワクすることって、そういうことって、ありませんか?おっきなこととかではなくて、そういうことです。で、行って歌ってて、「わ、楽しい!」って思えて、「幸せ」って思えるっていう感じなんですよね。
で、私、その野球観戦に行く時も、まあ、だいたい甥っ子とか姪っ子と行くわけです。まあ、うちの旦那とも行きますが。そうすると、なんて言うのかな、行ってる時間が、もう幸せ、と思うんですよね。で、その前後でご飯食べたりして、また幸せ、って感じです。そう、めちゃめちゃ大きな私の欲望です。何が?「こんな時間がまだこれから先も持てますように」って感じです。
どうでしょう、皆さんからしたら、ええ?それって大きいよとか、ちっちゃいよとか。今、ちょっと気づいていただけました?大きいとか、小さいって、何の意味があるんだよってことなんですよ。全然意味なくて、その時間「幸せ」と思えれば、大きいも小さいも無いし、全部いいんです。オッケーです。で、今、私がこうやって、二つ、カラオケ行きたいとか、野球観戦に行って、みんなとの時間を大切にしたい、「幸せ」と思いたいということで、二つお話したんですけど、皆さんはどうですかね。
「私じゃあ、散歩に行って~」とか、「朝からの写真でも撮ろうかしら」、めっちゃよくないですか?そんなところから始めていくと、実は、ちょっとずつちょっとずつ、枠が外れていくと思うんですよ。で、だんだんだんだん、本当に自分がしたいことが見えてくると思うんですよね。そこです。何もせず、頭の中で考えてるのではなく、ちょっと動いてみる。そう動いてみて見えてくるものは、必ずあると思うんですよ。別に、その、動くって、今言ったように散歩するとかでもいいんです。もちろんどっかに出かけるって、すごくいいなとも思いますし、いつもと違う道を歩いてみる、でもいいんですよね。
何か、自分が、ちょっとした、そう、この間言った、もう、「面倒くさいけどやりたい」と思うことをやってみる。その先に、そのしょうもない欲望って思ってるけど、やってみると、だんだんだんだん、自分が本当は何をしたいのかな、とか、あ、これ、なんか気になってたんだよね、ってものが見えてくると思うんです。
そんなのないよ、私、自分の心がわからないんだよっていう方に、オススメの方法はそこからです。なので、この間お話しした話は、ここにつながります。そう、わかんないけどやってみよう、と思ったことをやっているうちに、自分が見えてくるってことになるんですよ。
でも、もちろんね、私はカラオケに行ったからといって、歌手に、じゃあ次、なるぞ!ではない。でも、「歌う」ってことが私は大事だってことの、気づきですよね。声を出すっていうことが大切っていうことがわかるわけです。やってみないと、それにも気づきません。
で、もしかしたら、皆さんがやってるうちに、私こんな本読みたかったんだよねって、長編小説読むのって、チャレンジしたいと思ってたけど、今までしてないけど読もう、って思うのも、いいじゃないですか。それも、しょうもないことはもちろんないんだけど、自分の欲望です。どんどんどんどん、一歩一歩です。ちょっとずつ見えてきたら面白いな、と思います。あー、そういえば最近映画見に行ってないな、映画行ってみようかな、見に行く。そうして、あー、原作、読んでみたいなって思うとか。わかんないですよ、でもそんな風にやってるうちに、自分が自分の機嫌をとる、ってことができるようになるんじゃないかな。そして、自分がしたいことが見えて、一歩ずつ動けたら、何だか自分の人生楽しい、って思えるんじゃないかな、って思います。
いつも何かに捉われる、そんな自分ではなく、自分が、何かしたいと思うことを見つけられて、でもそれも「なにかな、なにかな」って頭で考えるのではなく、一歩動いてみる。それもお勧めです。そんな、ちょっとしたことが、皆さんが笑顔になったり、あー、ワクワクする!って思えたりする、そんなふうなことに繋がれば、嬉しいなって思います。
以上、ふわみくでした。では、また明日。