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🍓人生100年時代のアップデートママドリル 子どもが家でゴロゴロしてばかりです

今回のご質問です


うちの子は家にいてゴロゴロしてばかりで外になかなか出て行こうとしません。
以前はついてきた買い物のついでにオヤツを買ってあげるというオヤツ作戦もう反抗期なので全然ダメです。
買い物以外も自転車を使って父親と一緒にツーリングに行けば?と言っても行動しなくなっています。
家にいてもプラモデルを作る以外、ずっとゲームをやっています。
どうしたら外へ出て行ってくれるのでしょうか?


もう少しお子様の様子を詳しく聞いてみましょう。


Q「普段の生活はどのようですか?」

A「普段は家でゴロゴロとしてゲームばかりです。家の近所にお友だちもいないので一人でいることが多いですね。」

Q「お手伝いとかはどうですか?」

A「ほとんどしません。」

Q「ほとんどお手伝いをしていないということは、このような言い方は失礼ですがはっきりいうと家では王様ということでしょうか?」

A「昔は机拭きや箸を置いたりさせていたのですが。私が病気のときは色々やってくれます。おじいちゃんおばあちゃんがきたときは洋服をかけたりお皿を持っていったりしてくれます。が、そんなときだけで、日頃は王様です。」

A「このままでは危険ですね。」

Q「危険というのはどういうことですか?」

A「自分でオンとオフのスイッチを持っているので。いつでも手伝ってほしいですが、手伝うときと手伝わないときがあります。ゲームで手が離せないとか、、、。」

A「本当に困ります。いつでもお手伝いができる子になってほしい。ただ、反抗期で文句しか言わないので。昔はお米を炊かせたり、机を拭かせたり色々していました。自分が食べたご飯の食器だけは口すっぱく言ってなんとかやらせている状況です。が、言わないといつも置きっぱなしで、こっちがグッタリしてきます。」



Q「質問をちょっと変えますね。どのような大人になってほしいと思いますか?」

A「いつでもお手伝いできる子になってほしいです。それから、自分一人で稼げるようになってほしいです。」

Q「大人になって稼げる経済的自立は、8050問題が注目されています。

[近年注目される80代の親が50代の子どもの生活を支えるという問題。背景にあるのは子どもの「ひきこもり」です。ひきこもりという言葉が社会にではじめるようになった1980年代〜90年代は若者の問題とされていましたが、約30年が経ち、当時の若者が40代から50代、その親が70代から80代となり、長期高齢化。こうした親子が社会的に孤立し、生活が立ち行かなくなる深刻なケースが目立ち始めています。(NHK福祉情報サイト「8050問題」とは? 求められる多様な支援 記事公開日:2018年08月23日より引用)

私が色々なお話を聞く限り、これは他山の石ではなく身近な問題になっていると感じています。

このような問題を回避するために、今回のご質問は重要だと考えます。」


Q「お手伝いは「稼ぐ」ための前段階みたいなものですね」

A「なるほど!」

**********

人生100年時代のアップデートママドリルの時間です。

お母さんもお子様のためにがんばってこられたようです。

そのお話を伺って、私の見立てでは
「お母さんが疲れてしまう」
「どのような大人に育ってほしいか?」
「そのためにはどのように関わっていけば良いか?」
の3点がポイントになると考えます。



知ったかぶって昔話をするつもりはありませんが、昭和なんて大昔のように感じるでしょうが、その大昔は、原っぱがあちこちにあり、子どもたちは好き勝手に遊びまくり、そこにはいじめっ子もいましたが、目を光らせて助けてくれたりお菓子をくれたりする優しいおばさんやおじさんがいました。

子育てもそんな人たちのほんのちょっとの言葉がけで、大きな間違いにならずに、親子の間にほどよい隙間があって育ちあえたのでしょう。

だから私は言わずにはいられないのです。

子どもはお母さんひとりでは育てられないのだと。

その無力さを知る、、、

おそらく子どもが思うように育てることができなくなって手に負えなくなって、初めて気づくことが多いのではないでしょうか。

だから、私はいつも思います。

タイムマシンがあればいいいのにと。

そうすれば、私が言っていることを信じてもらえると思うから。

とつまらないことを言ってしまいましたね。

タイムマシンはありません。

なのでとにかく私は発信していきますね。


手に負えそうになくなるという予感を、このお母さんも感じていらっしゃるようです。

それは大きな岐路と言ってもいいかもしれません。

だったらどうすればいいでしょう。


日課としている夜明け前ウオーキングの
子どもたちが幼い頃よく遊んだ公園
もっとこうしてあげればよかったとかああしてあげればよかったとか
泣けてくる想いは尽きないけれど
それよりは
私の人生をこんなに豊かにしてくれた子どもたちに感謝して
さあ私を超えていきなさいと願うのです



せっかく恵まれた子宝です。

お母さんは命がけで産んだのです。

出産で命を落とすことだってあるのですから。

そして、若さも美貌もお金も時間もすべて費やして、それで育てあげたとき、今では侮蔑の言葉として使われてしまうようになったおばさん呼ばわりはあんまりだと思うのです。

さらに最近では、毒親という言葉まで耳にするようになりました。



私は思うのです!

そんなに責めないで!

そんなにお母さんばかりに子育ての責任を押し付けないで!

責めることを教える前に感謝をこそ教えるべきです。



毒親という言葉ができたように確かにひどい親もいますが、一生懸命な親だっているのです。

私だって、未熟な親でしたから。

誰だって初めて親になるのですもの。

みんな未熟な親ですわ。



さあ、いつの時代も不足はあったのです。

1950年から1960年にかけて、小児麻痺が大流行。

手足が麻痺して死ぬこともあり治っても障害が残るという恐ろしい病気。

ソ連の生ワクチンの輸入を認めなかった国を相手に怒ったお母さんたちが大運動を起こして日本の子どもたちを救ったことだってあったのです。

そのワクチンのおかげで、今、私たちは小児麻痺にならずにすんでいるのです。(詳細を知りたかったらググってみてね)

そんなすばらしい先輩お母さんに続きましょう。

だってせっかくお母さんになれたのですもの。

みんなで一緒に子どもを育て上げた喜びいっぱい、誇りの母になりましょう!





暮れの大掃除には毎年かけつけてくれた
今はしっかり都内一戸建ての自分のお城を
パートナーと大掃除している子ども


大きくなって役立つほどガタイが大きくなった子どもに、大掃除を頼んだら

「なんでしなくちゃいけないの?それはお母さんの仕事でしょ!」
と言われたとか、、、


こちらの記事は、私なりの大きなとらえかたを書いています。

ぜひ、ご参考になさってください。

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