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通知表からみる“あたりまえ”の有り難さ①

通知表を持って帰ってきました。
嬉しそうにみせてくれます。

評価の数字や◯の数に一気一憂するだけで終わっていないでしょうか。子供同士で、◯の数を競い合ったりしているようです。

皆さんはまずどこをみますか?
そしてどんな言葉がけをされていますか?
私はすぐにみるところは、各教科の評価欄ではありません。
出席日数です。
コロナ禍の混乱の中、新一年生を迎えました。生活リズムが整い始めた秋頃に突然「足が痛い、動かない」と登校できなくなりました。
そんな経緯があったので、2年生になり、毎朝、「いってきまーす!」と大きな声で元気に飛び出していくようになりました。

通知表の呼び名について

ところで、現在住んでいる地域(神戸市)では通知表のことを“あゆみ”とよんでいます。ふと、自分の小学校はどうだったか思い出してみる。なかなか思い出せないが“あゆみ”ではなかった気がします。関西の呼び名かなと思っていましたが、東京出身の主人もそうでした。
Wikipediaによると、通知表は、教科の成績や生活の記録が記載されるもので、法定表簿の指導要録とは異なり、作成は校長の裁量である、とされています。
要するに、各学校で自由に名前をつけていいようです。
中には通知表が廃止されている学校もあるようです。

通知表の作り方

そもそも先生方はどういった観点で通知表を作成するのか、簡単に調べてみました。

https://benesse.jp/kyouiku/202103/20210322-2.html

上記サイトを参考にさせていただきました。

この時期になると、
(実際は承認作業もあるから7月の上旬に作成されているのでしょうか)
作成される先生方も検索するのか、たくさん参考記事がでてきます。
所見欄からクレームがくることもあるのか、クレームがこないような書き方記事も散見しました。
先生方にとっては、気苦労のある仕事の一つなのでしょう。
限られた時間の中で作成頂き、ありがとうございます。

通知表の見方

通知表の見方、活用方法は各ご家庭それぞれ違うかと思います。
冒頭に書いたように、私が真っ先にみるのは、出席日数です。
それは、なぜか。

コロナ禍で混乱する中、新一年生を迎えました。我が家は仕事の都合で引っ越しもあり、校区内の知り合いは親も含めていません。幸い、学童が早めに始まったこともあり、徐々に慣れていけたようです。ただ、子供が通う学童は複数の小学校の在校生が利用していて、子供が通う小学校の児童は2人しかいなかったのです。
当時は毎日のように、クラスの友達の名前とどんなことがあったのか詳しく話してくれていました。

突然の登校拒否

友達との関わりも増え、生活リズムにも慣れてきた頃でした。秋になる頃に、朝、学校に行こうと靴を履いた後のことです。

「足が痛い。」

これまでも、「頭が痛い」と訴えることはありました。
急に疲れが溜まってきたのかな?熱を測るも平熱。
さぼり癖がついたら、困るなと思い、ひどくなったら保健室に行くように伝えて、いつも送り出していました。
小学校では、よく保健室のベッドで休んでいたようです。

この日はいつもと違います。

「足が動かない」

!?

一先ず事情を聞こうと、話していると、なぜ痛いのかわからない。
わけもわからず泣き出してしまいました。
私も主人も朝の支度で余裕がありませんでした。
「泣いてたら、理由はもっとわからないよ!」と主人が少し大きい声で言いました。
※普段から穏やかなタイプなので、このときは本当に余裕がなかったんだと思います。

泣き崩れ、洗面所の奥で縮こまってしまいました。

これはいつもと様子が違うぞと思い、私は急遽、休暇をとりました。主人は下の子を保育所に連れて、そのまま仕事へ行くように促します。

泣き疲れて寝てしまいました。

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