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子どもの「ずる賢さ」、実は未来のリーダーの始まり?

保育園で、よく見かける子どもたちの独創的な行動。

実は、これが未来のリーダーを育てるカギかもしれません!

🧠 小さな工夫や賢い解決策は、自己表現と自立心の発展のサインかも...。

本日は、👶 子どもたちの日々の行動が、将来のリーダーシップにどう影響するのか、考えてみたいと思います。

はじめに

保育園では時おり、子どもの「ずる賢さ」に出会うことがあります。


幼い子どもの嘘だと大人はすぐに気づきますが、これは単なる嘘ではなく、むしろイニシアティブの表れではないかと思うのです。



イニシアティブとは・・・

主導権や率先といった意味を持つ言葉です。

ビジネスシーンでは、率先して行動することや、物事を自分の思い通りに進めることを指します。



例えば、会議で自分の意見を積極的に述べ、議論をリードする人がイニシアティブをとっていると言えます。

また、新しいプロジェクトの立ち上げを任される人や、営業でトップの成績を収める人も、イニシアティブをとっていると言えるでしょう。



これからの時代において、特に変化が激しく不確実性が高い環境では、リーダーシップとイニシアティブの両方がより一層重要になります。



リーダーはただ指示を出すだけでなく、イニシアティブを発揮し、新しいアイデアや解決策を提案することも求められます。



また、各個人がイニシアティブを持ち、自己主導で動くことが、組織全体の革新と成長につながります。



従って、「リーダーシップとイニシアティブの融合」がこれからの時代における重要なキーポイントであると言えるでしょう。


イニシアティブ思考は幼い頃からの経験と環境を通じて形成され、特に乳児期の関わりがその基礎を築きます。



この時期の親子の相互作用は、子どもの自己認識、自立心、そして将来的な決断力に深く影響を与えるため、非常に重要です。

年齢別ポイント


乳児期(生後0〜2歳)

・安全な探索の場の提供: 安全な環境で自由に動き回り、探索する機会を与えます。

・感覚的な遊び: 様々な質感や音を通じて、感覚を刺激する遊びを提供します。

・日常のルーチンの確立: 定期的な食事や睡眠の時間を設け、安心感と安定性を提供します。

乳児期のこれらの経験は、子どもの生涯にわたる自信と自己効力感の発達の基盤となります。


幼児期(約3〜5歳)

・小さな選択の機会を提供

・簡単な家事への参加

・創造的な遊び


学齢期(約6〜12歳)

・自己管理の促進

・興味や趣味の追求

・問題解決能力の育成


青少年期(約13歳以上)

・時間管理と責任感の強化

・意見形成と自己表現

・将来計画に対する意識づけ


乳児期の初期の関わりがあってこそ、子どもは自己決定の重要性を学び、自立心を育て、創造力と探究心を促す能力を発展させることができます。



この基礎があることで、子どもは学齢期や青少年期において、自己管理、問題解決能力、将来の計画立案などの高度なスキルを習得しやすくなります。

それゆえに、乳児期の育児は子どもの全人格的発達にとって決定的な役割を果たします。


まとめ


乳児期の関わりは、子どもの将来のイニシアティブ思考の発展において非常に重要な役割を果たします。



その後の人生においても、既に形成された考え方や行動パターンを再評価し、意識的な努力によってイニシアティブを強化または改善することが重要であると言えます。

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