![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/47570840/rectangle_large_type_2_ab6b940588fb81111ab11ddfb8e74bc4.jpg?width=1200)
賞をもらってとても嬉しかったこと
ヒューマンインタフェース学会の学会賞(研究会賞)をいただきました。ありがとうございました!純粋に嬉しい。春がきた(注:写真は去年のもので、デンマークにはまだ桜は咲いていません)。
受賞対象となった研究発表は、「福祉機器評価プロセスと当事者を巻き込んだコミュニケーションの実践分析」で、MTヘルスケアデザインの阿久津靖子さんと執筆したものです。この発表に関しては、以前に書いていますが、以前書いたこの記事をあらためて見直してみると、こちらには、葛岡先生の発表がすばらしかった話とか、タキザワケイタさんの発表が嬉しかったこととかしか書いてない...。学会での発表内容としては、福祉機器はなぜ広まらないのかとか、デンマークのウェルフェアテクノロジとは何かVol.2に書いていることが近いです。
コロナ禍ということで、本論文を発表した研究発表会179回研究会:「ニューノーマルを見据えたコミュニケーションデザインおよび一般(SIG-UXSD、SIG-CE)」は、2020年11月17日にオンラインで実施されたものでした。デンマークにいながら、日本の学会に参加できる時代がこようとは。正直、オンライン(もしくはハイブリッド)で開催と言われたので、ちょうど考えていたことをまとめたくて執筆にいたったものでした。なので、オンライン開催でなかったら、そもそも投稿しなかっただろうし、それが学会賞につながるとは、私は、どれぐらい今年は運がいいんだろうと思わされます。
2021年3月5日に開催された学会賞授賞式は総会の一幕で実施され、これまたオンラインでの実施でした。賞状がもらえるとのことで、何はともあれ手元に届くのが楽しみです。賞状いただく機会は、小学校ぶりです。
ちなみに、論文の背景となる研究プロジェクトは、産総研の本間さん、松本先生と行っているもの。デンマークと日本のロボット関連プロジェクトでは、デンマークの研究者も複数参加しています。
次の目標は、もっと広く多くの人に伝わる形(英語)で成果を出すこと。今後ともどうぞよろしくお願いします。