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君たちはどう生きるか

宮崎駿の映画を初日に観てきました。
その感想です。ネタバレありなので観てない方はお気を付けください。

公開されるまで明かされなかったあらすじや一切の情報を明かさないという異例の発表が去年なされた。鳥の絵だけのポスター。

そして題名が「君たちはどう生きるか」  

神秘のベールに包まれているなと思った。
私はどうしても気になり初日に映画館に足を運ぶという異例の行動をとった。
ジブリがそこまで好きというわけではない。でもこれだけはどうしても観たい!と強い衝動に突き動かされるように映画館に向かった。

そこで私が観たものは。。。

自分がこの数年で、潜在意識やスピリチュアルな世界のことを学んできたこととつながるものがあった。

時間も時代も幻想であり、ファンタジーであるということ。その扉の向こう側にはお父さんが、こちら側は違う世界。あの時の「まひと」の選択。
「いや!僕は行かない。こっちだ」

それが、それこそがこの世でみんながしている選択であり、実はそれがパラレルワールドの切り替えをしていることに気づいていない。

この映画で観ているとこれは、ファンタジーに見えるが、私はこの現実世界と同じに見えた。

時間も空間も全ては幻想。

わらわらが宙に舞うシーン。
空に向かってふわふわと。
栄養として、魚の内臓を食べてご機嫌に空へわらわらが舞うシーンはとても神秘的であった。
そして鳥に襲われ多くのわらわらが食べられてしまう。きっと。。。無事に空へ、目的地に辿り着けるのは奇跡的な数値なのだろう。

これって?これって。。。

生命✨

わらわらは、その源。

このシーンを観た時、感動で声が出そうになる。
映画館で涙していたのはおそらく私ひとり。

強くまっすぐな、信念を持った「まひと」
その心のままに、悲しみや寂しさを味わいながらも前に、直感のままに進んでいくその姿は、とても勇敢で愛おしい。

命と、愛と、強さと

この物語は
この世界のパラレルワールド。

私はこの映像と、今自分がいる世界は
つながっていると感じてしまった。

自分の意識で作る世界は
時間も空間も超えていく。

みんな以前いた世界の記憶を失っているだけで
それぞれのタイミングで思い出す。

私はもう気づいていて、そのあとに
この映画を観た。

そうか。そういうことだよね、という感想です。

意味がわからない多くの人がいるのは
今は思い出す時期ではないだけ。

理解できることと、できないことに
良いも悪いもなくて。

とにかく私は自分のベストなタイミングでこの作品に出会えて幸せです。

宮崎駿さんの集大成であり、もうこれ以上ない出し切った感を味わいました。きっと最後の作品になるんだろうなと。

それは演出が凝ってるとか、キャラがたってるとか、そういうテクニックのことではなく、魂の問いかけにただ、答えている作品だと感じました。

エンドロールで流れる米津玄師の「地球儀」に痺れました。。
ずーっと聴いていたくなる。何度も何度も。

※写真は米津玄師さんのインスタグラムから


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