おとなが絵を教え込まない実験
4~5才くらいになると、興味ある対象が、これまでのママ、自分など身近なものから、
お家、空間、などへ変化していきます。
今まで、ぐるぐるにおめめ、お口らしきものを描いて、これはママ!と人物ばっかり
描いていた子どもたちも、幼稚園に入ると、
「まず水平線を描き、お家とわたしと、木と太陽と、雲と・・・」という
びっくりするほど、みんな似たような構図の絵を描き始めます。
幼稚園に入ると、「身近な人物」だけでなく、視野がどんどん広がり、
興味ある対象が広がってきているのが絵にもちゃんと表れているのですね。
この時期に残念ながら、四角い壁に三角屋根のお家といういかにも大人が教え込んだようなお家しか
描いてくれない幼稚園の子供たちが多いのにちょっとびっくりします。
まねっこがとっても上手になる時期なので、
お友達同士真似しあって似たような構図で描いてしまうということもあるのでしょうが、
それだけではおもしろくないですよね~。
happiness教室では、そんな絵でも、お家であれ、太陽であれ、やっぱりわたしの声かけひとつで、
子どもたちは、どんどん素敵なお家を描いてくれます。
描きながらも「楽しい!」って感じてくれる声かけが必要です。
屋根は三角じゃなくってもいいんだよ~。
どんな屋根だったらおもしろいかな~。
どんな窓で誰が住んでるかな~?
と、子供の描いた絵の結果だけを「褒める」のではなく
この時期こそ、子供の絵の過程を一緒に楽しみながら、いっぱい質問してあげてください。
そしてどんどん一緒に想像力をふくらませて、楽しい世界を作り出してみてください。
ママの声かけひとつでお子さんの絵もどんどんかわりますよ~!
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