勘違いしないで!年収1000万円はセレブじゃない!
あなたが感じる「ハイスペ男性」ってどんな人?
人によってボーダーラインは違うとは思うけど
高身長は170cm以上
高学歴は偏差値55以上、Cランク以上の大学卒業
高収入は年収800万円以上
というのが一般的な基準
その3つの条件がいわゆる「3高」って呼ばれていて
その条件をクリアした人を希望している婚活女性は一定層います。
そこで今回は3高のひとつ「高収入」についてのお話をしようと思います。
まずは先日発表された2022年の平均年収をみてください。
全体平均は男性が532万円、女性が293万円となっています。
年収800万円以上の割合は全体の10%にも満たないのが現状です。
もちろんこれは既婚者の方も含まれているので、独身限定の調査であれば
平均年収は低くなってくるでしょう。
平均年収を聞くと年収800万円ってどんなにスゴイ暮らしができるんだろう!!って妄想しちゃう人もいるかもしれないけど・・・
手取りとしては⤵こんな感じ
どうですか? 思ったような金額でしたか?
年収800万円超えのハイスペと結婚したら、なんでも買ってもらえる!!
高級レストランで外食三昧!海外旅行にいつでも行ける!
という想像をしていた方は、ちょっと認識を書き換えておきましょう。
住んでる地域によって感じ方は違うとは思うけど、
首都圏だとちょっとゆとりのある暮らしができるというイメージ。
それが年収800万円。
参考までにお伝えすると年収900万円を超えると税率がグーンとアップするし、年収1000万円だと控除されないものも増えてくるので、手取りとしては年収800万円の方より手取りで月5~10万円増えるという感じでイメージしていれば現実との格差はほとんどないという感じ。
具体的に生活費を考えていくと・・・
東京23区内の賃貸マンションの家賃は1Kや2Kなら10万円以下で借りらる物件もあるけど2人で住むにはちょっと狭いと感じるんじゃないかな~。
2人で住める1DKや2DKとなると15万円~20万円くらい。
アパートならもう少し安く借りられるとは思うけど10万円以上が相場価格。
もちろん区によって高低差はあるとは思うし、23区外や近隣県に住めば
もう少しリーズナブルな賃貸料になってきます。
家賃の金額は手取り金額の3分の1が目安と言われているので
年収800万円だと16万円くらいの家賃が収入に見合った物件となります。
そのほかの食費、水道光熱費、携帯などの通信費、交通費、クリーニング代、衣類、日用消耗品代、医療費などの必要な費用を除いた金額から、貯金したり娯楽費や交際費を捻出します。
食費や光熱費は暮らし方によってかなり差が出てくるでしょう。
娯楽費や交際費にいくら費やしているかによって「贅沢な暮らし」だと感じさせるか「ケチくさい」「貧乏」な印象になるかが違ってくるのかもしれません。
具体的な暮らしのイメージ、湧いてきましたか?
首都圏では年収800万円で贅沢三昧な暮らしはムリ。
年収900万円でも年収1000万円超えてても、セレブな暮らしとはいえません。
ちょっとゆとりのある生活ができる収入という認識でいましょう。
ホンキでセレブな暮らしを希望しているなら最低でも年収3000万円は超えてなきゃね!
そして年収800万円を男性ひとりが稼いでいるより、税率や控除を考えると年収500万円の男性と年収300万円の女性が共稼ぎしている世帯の方が豊かにくらしていけます。
既婚者も含めて全体の1割しかいない年収800円以上の男性を狙うより
世帯年収800万円になれる夫婦を目指す方が、出会いのチャンスは各段にアップしますよ♪